エルヴィスの18作目の映画「いかすぜ! この恋(Tickle Me)」(1965年)は
唯一のアライド・アーティスト・ピクチャーズ作品です。
1964年半ばから、アライド・アーティスト・ピクチャーズは経営難に陥っており、
その救済にエルヴィスが一役買ったということです。
アライドの歴史の中で、3番目に売上の高い映画となり、興行収入で5百万ドルを
稼ぎ、アライドの当面の資金繰りを助け、倒産を防ぎました。
予算削減のため、新曲はなく、全て1960年以降の古い録音をリサイクル
(オーバーダブしたり、ハーモニーボーカルをカットしたり)して使用しました。
撮影期間もたったの23日でした。
残念ながら、アライド・アーティスト・ピクチャーズは1979年に倒産しました。
曲は、「僕は君のもの (I’m Yours)」 をどうぞ
ハーモニーなしバージョン
ハーモニー・セリフありバージョン
TNelvis