二人の"大佐".....(EP 80) | エルヴィス・プレスリーは永遠!! -Elvis,Always on my mind-                 
皆さん、知ってますか??
エルヴィスも実は"大佐"なのです。

エルヴィスのマネジャーはパーカー"大佐"というのは良く知られております。
これは、マネジャーのトム・パーカーがルイジアナ州からもらった「名誉称号」です。
本人が皆に「大佐」を付けて呼ばせたので、後には「大佐」だけで通用しております。

しかし、エルヴィスも"大佐"だということをしっている方は少ないかもしれません。
そこで、今日はエルヴィスがテネシー州より"大佐"の「名誉称号」をもらった日のお話です。
その記念すべき日は、1961年3月8日です。
当時のテネシー州のエリントン州知事よりナッシュビルにて授与されております。

その日のエピソードです。
州知事の娘さんは17歳でテネシー州立大学に在学中でしたが、エルヴィスが州議会で演説するのを
知り、授業を自主休業にして、会いにきます。議会が始まる前にエルヴィスと会え、しばらく
話をしていました。そこに係の人が議会が始まると告げにこました。本来は州知事の娘さんといえども
議会に出席は出来ません。エルヴィスが「一緒に出席しよう」と強力に主張したお蔭で、州知事の
父親もOKせざるを得なかった模様です。

エルヴィスはその夜は州知事の自宅に招かれ、エルヴィスと州知事の娘さんと二人きりでよもやま話に
はずんでいたそうです。夜の2時になると、警備の人が2階のお父様からの「紳士はそろそろ
お帰りの時間です」という伝言を伝えます。そしてエルヴィスは後日のデートの約束をして去ります。
警備の人がエルヴィスが去ったあとに笑いころげるので、州知事の娘さんが問います。
警備の人は、「お父様は、ハウンド・ドッグ・マンはお帰りの時間だよ」とおっしゃいましたと、答えます。

そして、エルヴィスがまたナッシュビルにやってきた3月23日にはエルヴィスは州知事の娘さんを
レコーディングに連れて行きます。
そして、なんとその日に「好きにいらずにいられない」を録音するのです。
州知事の娘さんは「まるで私のために歌ってくれたみたいだった」と感想を述べております。
その場に州知事の娘さんがいたのです。すごいなぁ.....

この州知事の娘さんは、1975年4月24日に母校のテネシー州立大学でエルヴィスのコンサートが
あった時の、コンサートに夫婦で出かけ、エルヴィスと再会をしています。




州知事室で二人の記念写真


"大佐"の「名誉称号」を受けるエルヴィス


議会で演説するエルヴィス









州知事の椅子に座ったエルヴィスと全員で記念写真


州知事の娘さんとのツー・ショット






今日の歌はテネシー州の州歌でもある「テネシー・ワルツ」をどうぞ。



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