2015年6月4日にドイツに来て数週間。

長男は学校も決まって登校がはじまり、続いてやらなければいけないのはサッカークラブ探し。

 

サッカークラブ探しは、当時正直情報が無くて困った💦

というのも、土地勘もなくドイツのクラブの仕組みもわからず、ドイツ語も分からずで。

頼みの綱は日本人学校の先生方!と思って聞いてみたら、ほとんどの日本人学校の生徒が日本人が教えてるサッカースクール?教室?

に通っているとのことだし、日本人学校の先生方はドイツの地元の事については知らないっていう。。

そして、ドイツで日本人のサッカークラブでやるって、、どうなの?学校が日本人学校で更にサッカーも日本人のコーチ&日本人の子達とするの。。

でも、これが日本人の特徴なのかも?知らない世界、新しい世界に飛び込むより、身内で安心した場所で固まる。。

 

私たちは少なくてもサッカーは現地のクラブでということで、「サッカークラブ」をドイツ語翻訳して、GoogleMAPに入れて検索。

とりあえず重要なのは息子も私も慣れる事、と無理せず通える範囲であること。レベルがどうとかはまだ考えない。

一か所、学校と家の間にサッカークラブを見つけたのでメール。また家の近くにも2か所見つけたのでメール。

ちなみ英語でメールは打ちました。一か所だけ学校と家の間のサッカークラブから返信があったので、

そこでトライアルトレーニングを受けさせてもらうことに。

今になってドイツの慣習がわかると、この時のメールはあまりいいアクションではなかったと思う。

ドイツはこういう場合はメールより行くのが正解。若しくはメールよりは電話。ようは直接のコミュニケーションを好むという事。

日本の場合いきなり言ったら「何?」となるけど、ドイツはそんなことはなく、むしろwelcomeで、直接行く方がちゃんと対応もしてくれるし

色々進みが早い。この時はドイツ語が分からなかったので、電話は無理だったとしても直接足を運ぶ事がおそらくベストのアクションだった。

ちなみにドイツのミュンヘンは英語は十分通じるので、英語ができれば大体どこでもコミュニケーションとれます。

 

そして初めてのドイツでのサッカー体験は息子は楽しい!とのことでした照れ他のところはなかなか返事が来なかったし、このクラブで決定!

(ちなみに他の二つのクラブはメールを送ってから1か月~2か月後に返事がありました泣き笑い)

 

そして、このクラブとの出会いは息子にとってとても重要なものになり、彼にとってのある意味ドイツでの原点のクラブとなる。

チームのメンバーもさることながら、素敵なトレーナーと出会うことになる。

そのトレーナーは元プロのサッカー選手でバイエルンミュンヘンでもプレーした人。息子がこのクラブに入った当時(2015年)は

U19ドイツ代表のアシスタントトレーナーで、その後トレーナーの最上位ライセンスのPROライセンスを取得し、

U21ドイツ代表(オリンピック世代)のアシスタントトレーナーとなる。(東京オリンピックにももちろん来ています)

更に2021年9月にはU21ドイツ代表(オリンピック世代)の監督となった人。

 

彼は、本当に素晴らしい人間性の人で。謙虚で探求心&学ぶ姿勢が強く、上から目線ではなくフレンドリーでコミュニケーション能力も高い。

彼のトレーニングや子供達との接し方で学んだことは多い。彼との出会いは息子にとっても私にとっても物凄い大きなものになる。

 

続く。