ぼくが、いつも施術で重視している事は
痛み（症状）は仕方なく起こっているだけであって、原因はまったく別の場所にある。
だから
痛い箇所をもんだり、ほぐしたり、矯正しても
なーんも変わらんと思いながらやっています。
『慢性的な腰痛で困っていて、マッサージに行くと、絶対腰を重点的にお願いしてます！』
『慢性肩こりなんです！肩をほぐしても、ほぐしてもダメなんです！』
『ヘルニアの手術をしたのに、一向に腰痛がなくならないんです！』
『膝が痛くて歩くのも困難！膝の水を抜いたり、ヒアルロン酸注射するんですが、改善しなくて…』
腰痛と言えば、腰
肩こりと言えば、肩
膝と言えば、膝
ヘルニアと言えば、椎間板
こういうお話しをお伺いすると、囚われてるな〜と思います。
誰が？
医療従事者が。
患者さん、クライアントさんがそうなるのは仕方ない。
専門知識がないし、言われた事を信じるしかないから当たり前の事なんですが、医療従事者、治療家、セラピストなら、もっと多角面、多局面で、診て、聴いて、考えて！
痛み（症状）は仕方なく起こっている
→
そう。
原因がある事で、仕方なく起こっているだけなんです。
だから、そこをどうにかしたいなら、原因を取り除く他ないのです。
そして、その原因の箇所、場所は、症状が出ている箇所とは、まったく別の場所にある事が8〜9割です。
肩こりで、肩をもみほぐして欲しい方は、うちには来ない方が良いです。
治すとこですから、リラクセーションではありません。
ぼくは、少々（というかだいぶ）捻くれているので、症状のある箇所は、ほぼ無視
…なんて言い方すると、語弊があるかも知れませんね。
そこは、置いといて…
ですね。
実は、何が原因なの？
なんで、その症状が起こらないといけなくなったのか？
ここに答えがある。
カイロプラクティックで失敗するのが、脊椎を触診して、コレ痛いでしょ！
コレが歪みです！
コレを矯正します！
これは、昔ぼくもやっちゃっていた間違ったやり方…。
逆に症状を悪化させる可能性が高い。
そこに歪みが起こらないといけなくなったのは、何が原因！？
と考えて、原因を探すと、まったく痛みのない脊椎を矯正する事になっていく。
でも、かなり良い結果が出せる。
だから、痛みのない施術が効果的にできるんですね！
『痛みと原因は別箇所』
これをみんなが認識すると、良い治療が増えていくんじゃないかな〜
と思います。
手術しなくていい症状を手術しなくて済むでしょ
手術、受けようか受けまいか、悩んでいる方がこの記事を読んでくれる事を祈っております
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