ビルボード Hot 100 チャート解説 2015/01/24付 | ミスター洋楽のブログ

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歌詞の内容、曲ができた経緯や背景、ビルボードシングルチャートでの最高順位や各種記録など、少しずつですが新旧問わず、できるだけたくさんの曲についてコメントさせていただきます。

2015/01/24付 ビルボード Hot 100 トップ10解説






1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Mark Ronson(マーク・ロンソン) feat. Bruno Mars - Uptown Funk!
2週目の1位。
一昨日、マークとブルーノは揃ってエレン・ショーに出演し、この曲をパフォーマンス。彼らのライブは「爆風」のようにすごかったと評判になっています。
【記録】ブルーノ・マーズ - ヒット曲ベスト10(更新)



2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) - Blank Space
今週も2位をキープでテイラーはこれで通算100週目のトップ10。
別れた男のことはすべて曲にすると言われている自分をネタにした曲ですが、『オー・マイ・ゴッド!そのルックス、あなたが私の次の「失敗」かも』という歌詞は、自分のイメージを逆手に取っているというより「自虐」なのかもしれません。
【記録】テイラー・スウィフト - ヒット曲ベスト20(更新)



3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Hozier(ホジアー) - Take Me To Church
今週も3位変わらずで、Hot Rockのチャートでは13週目の1位。
見るのがちょっと辛いこの曲のビデオ、ゲイのカップルを嫌悪して集団リンチにあわせるグループが実在することを訴える内容になっており、『伝えたいのは人間の自由は尊重されるべきだということ』だそうです。



4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) - Thinking Out Loud
チャートポイントはトップ10の中で最もアップしているものの順位は変わらず。
何となく懐かしい感じがするこの曲、1973年に1位を獲得したマーヴィン・ゲイの "Let's Get It On" がサンプリングされているそうです。



5位右上矢印 (先週8位、最高位5位)
Sam Smith(サム・スミス) - I'm Not The Only One
再上昇で最高位復帰。
人の心に染み入るヴォーカルが評価され、MTVでは昨年のアーティスト・オブ・ザ・イヤーに選ばれたサム・スミス、この曲は彼が男版アデルであることを証明していると言われています。



6位右下矢印 (先週5位、最高位4位)
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー) - Lips Are Movin
今週も一歩後退でトップ5から陥落。
テイラー・スウィフトが "Shake It Off" のブリッジでやったような、ラップっぽく歌う部分を取り入れた曲。



7位右上矢印 (先週9位、最高位7位)
Nick Jonas(ニック・ジョナス) - Jealous
最高位更新。
NYの人気ゲイクラブでマッチョなボディをチラ見せして以来、多くのゲイファンを獲得したニック、彼らの熱狂ぶりがこの曲のヒットの一因かもしれません。



8位アップ (先週11位、最高位7位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) feat. The Weeknd(ザ・ウィークエンド) - Love Me Harder
3週間ぶりにトップ10復帰。
アリアナはトータル5曲のトップ10ヒットを輩出していますが、全て他のアーティストがフィーチャーされており、この曲もレコード会社による「戦略的」なコラボとしてザ・ウィークエンドと組むことになったそうです。



9位右下矢印 (先週7位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) - Shake It Off
2ランクダウンもこれで20週目のトップ10。
テイラーはこの曲について、『最初のビートを聴いて踊り出して欲しい。自分の生き方がどう変わったかを書いた曲だし、何よりも最悪な状況にいる人をこの曲で励ませたらいいなと思って作った。』と語っています。
【解説・和訳】テイラー・スウィフト - Shake It Off



10位右下矢印 (先週6位、最高位1位)
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー) - All About That Bass
史上9位タイとなる24週目のトップ10。
ビルボードのランキングをもとにスコア化したオールタイム・チャートではロス・デル・リオの1996年の大ヒット曲 "Macarena" と並び8位まで上昇しています。


以上、最新チャートのトップ10でした。