ビルボード Hot 100 チャート解説 2015/01/03付 | ミスター洋楽のブログ

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歌詞の内容、曲ができた経緯や背景、ビルボードシングルチャートでの最高順位や各種記録など、少しずつですが新旧問わず、できるだけたくさんの曲についてコメントさせていただきます。

2015/01/03付 ビルボード Hot 100 トップ10解説






1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) - Blank Space
2015年の最初のチャートを制し、これで6週目の1位。
ビデオでの演技力にも注目が集まっているテイラー。個人的には、笑顔で彼の携帯を水の中に落とすシーンが怖さと面白さが同居するこの曲を象徴しているような気がします。
【記録】テイラー・スウィフト - ヒット曲ベスト20



2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
Hozier(ホジアー) - Take Me To Church
米人気オーディション番組 "The Voice" でマット・マックアンドリューに続いて先週はホジアー本人がこの曲をパフォーマンス。その効果もあって2位をキープしています。



3位右矢印 (先週3位、最高位3位)
Mark Ronson(マーク・ロンソン) feat. Bruno Mars - Uptown Funk!
3位変わらずですが、こちらも "The Voice" でのパフォーマンス効果で、デジタル、ストリーミング、エアプレイの主要3チャートでトップ・ゲイナー(最も上昇している曲)となっており、勢いはピークに達しています。



4位右上矢印 (先週6位、最高位4位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) - Thinking Out Loud
こちらも "The Voice" でのパフォーマンス効果でトップ5入り。
エドが恋人のアシーナ・アンドレロスについて書いた曲で、『この先一緒に居ようと思う人のことを歌った』そうです。



5位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー) - Lips Are Movin
これまた先週の "The Voice" でパフォーマンスされた曲。こちらは一歩後退ですが勢いは増しています。



6位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
Sam Smith(サム・スミス) - I'm Not The Only One
こちらは勢いが若干落ちて一歩後退。
ビデオでは女性が男性に浮気されているという設定でなので、歌詞とは逆になっているようにも思えますが、サム・スミスはゲイなので女性目線で歌っているのかも。



7位右上矢印 (先週9位、最高位7位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) feat. The Weeknd(ザ・ウィークエンド) - Love Me Harder
最高位復帰でアリアナはこれで34週連続でトップ10に滞在。
アリアナとウィークエンドのペアリングと成熟したサウンドが好評で、"My Everything"(この曲が入っているアリアナのアルバム)の中でベスト・ソングという声も出ています。



8位アップ (先週11位、最高位8位)
Nick Jonas(ニック・ジョナス) - Jealous
再上昇で2度目のトップ10&最高位復帰。
「嫉妬」がテーマの曲ですが、強い嫉妬ではなく愛情表現のようにも思える弱めの嫉妬。ある意味ラブ・ソングと言えるかもしれません。



9位右下矢印 (先週8位、最高位3位)
Maroon 5(マルーン5) - Animals
"The Voice" ではメンター役を務めているアダム・レヴィーン、ビデオで共演している妻のベハティ・プリンスルーには17人子供が欲しいと言っているそうですが、この「動物」並みの希望にベハティは同意してくれていないそうです。
【記録】マルーン5 - ヒット曲ベスト10



10位右下矢印 (先週7位、最高位1位)
Meghan Trainor(メーガン・トレイナー) - All About That Bass
今週21歳になったメーガン、この曲も21週目のトップ10。
ビルボードのランキングをもとにスコア化したオールタイム・チャートでは2002年に年間1位を獲得したニッケルバックの "How You Remind Me" などと並び15位まで上昇しています。


以上、最新チャートのトップ10でした。