このブログで何度か書いているけど

世の中にあるモノって、結構あべこべだと思う

共産主義で、みんな平等を目指した国が
実際には、独裁国家だったり

すごく優しくて親切に見える人が
実際には、とても腹黒かったり

ミスに厳しい職場で
実際には、ミスが多かったり

とにかく
僕たちが理解していると思っている事と
現実は、かなり違う

事実は小説より奇なりって言うでしょ

なぜ、こんな事になるかと言うと

どれもこれも最初は、素直にその通り

共産主義は、平等を目指してスタートするし
優しくて親切な人は、その通り
ミスに厳しくすると、ミスは減る

ただ、実現するのは、一瞬だけ

平等にしようとしても
格差をゼロには出来ないし、指導者は要る

優しくて親切な人にも暗い部分は、ある

ミスを根絶する事は、できない

どれもこれも完璧を目指そうとすると
ゆがみが出てきて、それでも完璧を目指すと
逆ぶれする

理想を目指すことは、素晴らしい事だし
その実現に向けて努力する事は、
人として、当たり前の行為だと思う

だけれど、完璧な人って、いない
僕が完璧じゃない様に
完璧を目指す、あなたも完璧じゃない

ミスに厳しければ厳しいほど
最終的には、ミスが増えてしまう

どんなミスも受け入れろなんて
言わないよ

これはこれで
逆方向に完璧を目指してるって事だから

完璧を目指した結果、
仕方なく起こってしまったミスは受け入れよう

ある程度、ミスに寛容な方が
最終的には、ミスが減る

見えているモノと現実が違う時
そこには、完璧であらねばならないって
思考が働いていると思う

実際に僕たちに出来るのは、
完璧に近づける努力をする事であって

近づけようとせずに
実現しようとすると、ゆがみが出ますよ

日々1歩でも理想に近づける努力を!

 

 

トニー・ブリゲル