今日最新医療の講演に行っきました。

 

既存技術と同様程度の有効性、安全性を有する

ロボット支援下内視鏡手術(ダヴィンチ)が保険適用

 

ダヴィンチとは

最先端の手術支援ロボット。1990年代米国で開発、1992年より

Intuitive Surugical社から臨床用機器として販売

1〜2cmの小さな創より内視鏡カメラとロボットアームを挿入し、

高度な内視鏡手術を可能にする。技術者は3Dモニター画面を見ながらあたかも

術野に手を入れているようにロボットアームを操作して手術を行う。

ロボット支援下内視鏡手術の利点

・内視鏡の操作性の高さ

・立体的な視野

・技術負担の軽減および手術習得の速さ等

手術の進歩で尺度が変わる

    手術 → 開腹・開胸手術で傷口  

最近   手術 →腹腔鏡・胸腔鏡で傷口  

腹腔鏡・胸腔鏡・・・皮膚に4~5個の1センチメートル程度の穴を開けて、そこから

専用の内視鏡(腹腔鏡)と専用の手術用具をお腹の中に入れて行う手術方法です。

今後   ロボット手術で更に傷口が小さく出血・合併症が減少で入院短期化促進 

→退院後、通院で治療

このダヴィンチが保険適用!

腎悪性腫瘍と前立腺悪性腫瘍の手術の2件。2018年度改定では、①胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術、②胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術、③腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除または1肺葉を超えるもの)、④胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術、⑤胸腔鏡下弁形成術、⑥腹腔鏡下胃切除術、⑦腹腔鏡下噴門側胃切除術、⑧腹腔鏡下胃全摘術、⑨腹腔鏡下直腸切除・切断術、⑩腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術、⑪腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)、⑫腹腔鏡下膣式子宮全摘術―の12件を保険適用する。 

新時代へ―。 手術支援ロボット・ダビンチ(da Vinci Surgical System)での手術は、患者さんに優しい手術です。

 
ホームページ