メローイエローが自動販売機で売っていた。オレの世代には懐かしい飲み物だ。
子供の頃、炭酸飲料は黒色のコカ・コーラ、透明のサイダーやスプライトはすでにあったが、そこに登場したのが、黄色のメローイエローだった。
1983年に販売が開始されたから、オレが10歳のときだ。テレビCMでのキャッチコピーは、「とっても訳せない味」であった。
まさに当時のキッズたちにとっては新しい飲み物で、同時期に販売されていたマウンテンデューとともに、こぞって飲んだ。
しかし、メローイエローは2000年に生産終了となり、マウンテンデューも地味な存在で、結局、黄色い炭酸飲料は定着しなかった。
それから時が経ち、2011年にメローイエローが復活した。オレは喜んだが、ごく限られたところでしか販売していない。
やはり、訳せない魅力なのだろうか。