昨日の夜、たまたまつけていたテレビに、竹野内豊と和久井映見が映しだされていた。連続ドラマのようだ。オレはビールを飲んでほろ酔いしており、すでに眠くもなっていた。だから、なかば夢でも見ているような状態だった。

しばらくテレビを眺めていると、竹野内と和久井はそのドラマの主演であることが分かってきた。昔はかなり連続ドラマを見ていた。多いときは同時期に5作品はビデオ録画して、最終回まで見ていたほどだ。

それは1990年代中盤までで、以降は満足に見ることすらなくなった。理由はよく分からない。魅力的な作品やキャストの組み合わせが少なくなったからなのか、個人的に連続ドラマを見る時間を惜しむようになったのか…。

竹野内?和久井?オレは酔っているのか?それとも夢を見ているのか?この二人が主演格で共演しているなんて、懐かしいではないか。オレがまさに連ドラに夢中になっていた90年代、そんなあの頃の絵が再現されている。

『もう一度君に、プロポーズ』。紛れもなく、最新の連ドラである。思えば、竹野内はチャラチャラした方向にはいかず、渋く歳を重ねた。和久井はその当時、もっと大成するだろうと思っていたが、安心感は昔のままだ。

夢ではなかった。