快方に向かう≫荒川強啓

口内のヘルペスも、錠剤とうがい薬で、いくらか快方に向かっている。今回の療養ですっかりお世話になったTBSラジオの強力ラインアップ。ティータイムも終わり、15時半になると『荒川強啓デイ・キャッチ！』が始まる。

ひとくちに言えば夕方のニュースショウなのだが、そんなにお堅い番組ではない。幅広い年齢層の人たちに、本日の知りたいニュースをアンケート調査で聞き、その結果をランキング形式で発表する。司会は荒川強啓。

荒川は『スタンバイ』で司会を務める、森本毅郎ほど二枚目ではなく、また、インテリジェンスの匂いを振り撒かないところに、庶民的な親しみが湧く。我々聴取者と、ごく近いテンションでコメントをするのだ。だから、ニュースも身構えずに聴ける。

女性アシスタントは現在、杉浦舞というフリーアナウンサーが務めている。荒川とは親子ほど年齢が離れているため、掛け合いもほのぼのとしている。他の出演者が男性ばかりなだけに、彼女の存在は一層、華やかに思える。

火曜のゲストコメンテーターは、かつて『ストリーム』のパーソナリティーだった小西克哉が担当している。またレギュラーコーナーとしては、『勝ち抜き川柳選手権』が、荒川の個性と好みをうまく反映していて楽しめる。

番組も17時を過ぎると段々に寂しくなり、早朝から続く強力ラインアップも、暮れ時が近づく。そして17時50分に『デイ・キャッチ！』は終了する。オレは今回の病臥において、完全にラジオ依存性になってしまった。

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朝から晩まで頑張りますね。そういや、強力ラインアップのトップバッターは実は、あなたですよね。オレはお陰さまで、体調が回復してきました。