民主党の新しい代表に菅直人が選ばれ、同時に第94代内閣総理大臣に就任した。菅は夏の参院選に向けて、「ノーサイド」発言をした。ノーサイドとはラグビーにおける試合終了の意で、菅はこの悪い流れを一度断ち切るつもりだ。

それもまたいいと思う。マイナスのイメージをいつまでもひきずっていては、前に進めないときもある。たとえば、我々の生活のなかで頭を悩ませることがあったら、それをスパッと断ち切ればいい。

職場や学校の人間関係、及び近所付き合い、恋愛沙汰、金銭問題…等々。自分が生きていくうえで障害となる壁に、思い悩んで潰れるな。何も我々の居場所はそこだけではないのだから。

そんなとき、すべてをノーサイドにしてみたら、違う風景が見えてくるかもしれないよ。