水曜日は7回目の月命日でした


昨日は

能登半島地震で被災して

四十九日に来れなかった夫の妹夫婦と弟夫婦が

ようやく落ち着いた生活もできるようになったからとお参りに来てくれました


そして今日

新しいお仏壇が家にきました


妹夫婦、弟夫婦ともに子供がいないので

我が家の子供達をかわいがってくれました

息子の遺影の前で

皆が涙々です




息子がいないことを到底受け入れない気持ち


息子がいないことを受け止めざるえない気持ち


それはいつも隣同士にあって



到底受け入れられない気持ちは

いつも「なぜ」がつきまといます


なぜ

この7ヶ月もの間

息子に会えなんだろう


なぜ

息子のためにお花やお菓子を供えているんだろう


なぜ

息子のためにお仏壇を買うんだろう


そんなことがあるはずがない

そんなことがあっていいはずがない

悲しくて…悲しくて…

どうにもならない気持ちで苦しくなります




でも

現実を受け止めているもう一人の自分は


月命日だからと

息子のために好きな飲み物や食べ物をお供えしたり

息子のために何かしてあげられることを

嬉しく思ったりもしている


息子のために

震災で大変だったのにわざわざ遠方から来てくれて

遺影の前で涙を流して偲んでくれる妹弟の姿に

ありがたい気持ちになる


まさか子供が先にいなくなってしまうとは思いもしなくて

我が家にはお仏壇もお墓もなくって

葬儀屋さんが持ってきた小さな祭壇のままだったことがずっと気がかりだったから

息子のために

やっとお仏壇を準備できたことにホッとしている




息子のお通夜も葬儀も四十九日も快晴で

晴れ男だなぁと思っていたのに

今日は朝から大雨で


こんな日に仏壇が来るのは心配だなぁって

思っていたら

家に到着した時は

ちょうど雨がやんでいて

運ぶ時に全く濡れることもなく


そして

全てが終わった後に土砂降りの雨


さすが息子よ〜!

と嬉しくなる


そして仏壇に手を合わせて

会いたいよ〜

と悲しくなる



気持ちの振り幅がすごい…



でも相反する気持ちは

これからも折り合いをつけることなく

これからもずっと続いていくんだろうなぁ





〜最後まで読んでくださって

ありがとうございました〜