職場でネギをもらいました

ネギを包もうと古新聞を取ってきて

新聞を広げた瞬間


かたまってしまう…


新聞の日付が息子の亡くなった日


こんなことってある???

この後からは動揺のしまくり…


息子が亡くなった日のこと

今でも毎日のように思い出すのに…



あの日…


朝5時半ごろ、突然のお嫁さんからの電話

息子の心臓が止まっていて救急隊の方が心肺蘇生をしているって

今から病院に搬送されるって


訳のわからないまま病院に車を走らせる


救急車より早くに病院に到着

ザワザワした気持ちで救急車の到着を待ってた


心肺蘇生を受けながら救急車から降りて来た息子


処置室に運ばれてから

待合室でただただ祈ってた


生きて…  生きて…


処置室から出て来た医師が話し出して…

夫と、10ヶ月の娘を抱き抱えたお嫁さんと一緒に話を聞いた

救急隊の方、そして病院での心肺蘇生が1時間になること

その間、強心剤を3回打ったこと

でも心臓が動き出さないこと

長い時間の心肺蘇生で肋骨も損傷してること

もし助かったしても障害が残ること


心肺蘇生を続けるかどうかの決断を委ねられて


やめていいって言えるはずがない

言った覚えもない


でもいつの間にか心肺蘇生は止められていて

その瞬間

「こんな小さな娘を残して逝っちゃダメーーーっ」って叫んでた気がする


診断書に書かれた息子が亡くなった時刻って

つまりは心肺蘇生をやめた時刻

私達家族が決めた時刻になるのかな…


辛い…


あの日の出来事を

今日はいつもより鮮明に思い出すよ…


息子の亡くなった日の新聞

これは何かのサインなのかな?

何か伝えたいことがあるのかな?


いろんな気持ちがぐるぐるしてる


私が手に取った新聞は

どうして息子の亡くなった日の新聞だったんだろ…


いろんな気持ちがぐるぐるぐるぐる


今週は、涙がいっぱいいっぱい出るし

気持ちが落ち着かないな…



最後まで読んでくださってありがとうございます