続き

かなり機嫌悪いから何かあったんかなって思いながら連絡帳を開くと、先生がいつも様子を書いてくれていて

『今日は日直（こはる日直大好きなの！）でそうじの時初めてほうきを使ったから嬉しそうでした。

休み時間には交流クラスの女の子３人が遊びに来てくれました。昼休みには自分から電車ごっこやる？と誘っていて、ニコニコ戻ってきました』って。



なんだぁ～楽しそう！
今まででは考えられなかったこはるの様子に嬉しくなった。



隣にいるこはるは怒ってるから何も聞けず、お風呂の時に聞いたら、来てくれたお友達は誰だか名前忘れちゃった。部屋で遊びたかったから断ったって。

詳細不明。

でもまぁ、また遊ぼうねって言った？って聞いたらうんとは言ってたから嫌な感じにはなってないのかな。



こうやって来てくれるなんて、こはるはよく分かってないけど親としては嬉しい。



支援クラスの子で休み時間外で遊ぶ時も先生が居るから、そういう意味でも安心。

普通じゃないから居るんだけどね。



お風呂でそんな話をしながらやっと落ち着いたかと思ったのも束の間、何日か前に左足ふくらはぎ外側に点のかさぶたのような本当に小さな傷があって、今日はその事忘れて湯船に浸かってたくせに上がって足洗ってる時に目についたもんだからさぁ大変！



『もうここ痛い！痛い！洗うなって言っただろうがバカもう痛いー！絶対濡らさないでカットバン貼って絶対貼って』



これはもう若干のパニックで本当に痛いわけじゃないのに見た事で思い出してそこを洗われた事による怒り。



まったくもぉ…落ち着いたかと思ったらまた…上がってｿｯｺｰカットバン貼って、騒がしく落ち着いた…。





そんな今日のこはるの学校での事も、毎日色んな事があるからパパにも知ってもらいたいという思いで、昨日も面談で色んな事聞いて、疲れてこっちだって話すのしんどいけど一日話さなかったらこはるの学校での事知らないまま時が過ぎるのは、こはるが後に怒る原因にもなるから防ぎたいし、何より子供の今まででは考えられなかった毎日の様子をやっぱり伝えたいと思うし嬉しいねって共有したいから話してるのに…何か話した後にモヤモヤする毎日。

話すんじゃなかったと思うこの感じは何だろう…感情が薄いというか。

疲れてるのは分かるけどこっちだって疲れてる。

こはるをやっと寝かせた後に提出書類に清書するのを何日もかけてまとめてやっと出せて面談が終わってやっと少しホッとして。



対して聞きもしないやつに一生懸命話すのもバカらしいから今日はもう諦めた。



パパは、こはるが今日初めての６時間受けて帰ってきたこと忘れてんじゃないかな。

頑張ったね、とかどうだった？の一言もない。



昨日の面談でもらった新たに提出する教育支援プランの書類も食べながら見ただけで終わり。

何も書かないんだ！

またあたし１人が書くのか！



父親としてこはるの将来を考えた時に今この一学期でまず目指すべき目標はこれっていう考えが本当にあるのか疑問。





慣れない６時間で、帰りは双眼鏡で見てたら子供が多い中どう動いて良いか分からずあたふたしてるこはるの姿があった。

帰る事一つが、人が多くて、交流クラスの子を待って合流して、靴はくのにﾊﾞﾗﾊﾞﾗになるからまた探して、合流して帰る、その判断力につまづきのあるこはるにとっては大変なんだ、って昨日見てて気づいた。



そんな事も聞かないと知らないままじゃん。

そういう話もしたいしそんな事も全部ひっくるめて「こはる頑張ったね！」なんだよ。