結婚について語りたくなった。
結婚とは、そもそも何のためにするのか?
俺は27歳で結婚したが、その当時のことをよく覚えていて、ひとりでいる時間が寂しく、誰かと一緒にいたいという思いで結婚した。
これに関しては、今でも決して間違いだとは思っていない。
だが、しかし、23年経ち、結婚に対する印象、いや、何が大切なのか、俺は分かったのだ。
それは、お互いがお互いのことを、どれだけ許し合えるかということなのだ。
これは、ごく一般的な結婚生活においては、良いところを褒めるのではなく、悪いところを見つけ出し、それに対して、文句を言う。
本当であれば、お互いに、相手の良いところを見つけ出し、それを言い合える仲が理想的なのだ。
これができていれば、間違いなく、幸せなはずだ。
しかし、そういう結婚生活をしている人は、ホント少ないんだって思う。
だから、俺は辿り着いたのだ。
どれだけ許し合えるかが、結婚の全てだってことをね。
これができていれば、相手のことを文句を言ったり、悪いところを指摘したりは、絶対にないはずだ。
どんな人間であっても、完璧な人間はいない。
そして、何かしら、不十分なのだ。
そういところを、許し合えてこそなんだと思う。
ハッキリ言って、それが個性だったりするからね。
俺は、こう思う。
相手を許し合うことができないのなら、結婚なんてしない方がいいと思う。
これに関しては、どちらがどうのこうのではなく、お互いができてこそなのだ。
好きだから結婚する。
愛しているから結婚する。
幸せになりたいから結婚する。
ひとりでいるのが寂しいから結婚する。
結婚する理由は、人それぞれ。
それに関して、とやかく言うつもりはない。
だけど、結婚とは、どれだけ相手のことを許せるかが重要なポイントなのだ。
俺は思う。
結婚の決め手は、これだってね。
どんなときも、相手のことを許せるということができるのなら、その相手こそ、永遠のパートナーと呼べる存在なんだと思う。
それなら、すぐにでも結婚すべきだと思う。
だけど、お互いに、それができていないと、幸せな結婚生活は成り立たないからね。
おしまい。