みなさま。
明けましておめでとうございます。
今年も写真とウォーキングを実践し、
その素晴らしさを伝えてまいりますので、
みなさんも、それぞれお住いの地域で
カメラ片手のウォーキングを楽しんでいただけたら嬉しいです。
近鉄八木駅からスタート。
駅前では、ヴィバルディ( 「 四季 」で有名な17世紀バロック時代の作曲家 )
のコンチェルトがかかってました。
いつもより待機するバスの台数が多いのも、お正月ならではの光景。
いきなり話が脱線しますが、学校の卒業式などでも、バッハやヴィバルディなど、
バロック時代の音楽が使われることがとても多いです。
バロック音楽には、凛とした佇まいとでも言うんでしょうか、
新しい出発を祝うにふさわしい清々しい空気感、
日本人の琴線に触れる何かがあるんですね。
ホントいいですよ、バロック音楽。
YouTubeでも気軽に聴けるので、みなさんも是非。
しばらく歩いて、日本で唯一、蘇我入鹿を祀る入鹿神社へ。
季節外れの桜が咲いていてビックリ。
さらに1時間ほど歩いて、蘇我坐宗我都比古神社( そがにますそがつひこじんじゃ )。
こちらも蘇我氏ゆかりの神社。
このブログでも何度か書いていますが、
学校でそう習ったからと言って、
蘇我氏を極悪人だと決めつけるのはどうかと思うんです。
もうちょっとフェアな視点で再評価していくことも必要なんじゃないかと。
思い思いに過ごす人たちで賑わっています。
大和高田市へ向かって歩きます。
二上山が見えるとつい撮ってしまう。
看板を見てください。
「 1000トンギロチン 」とな!
ギロチンと言えば、太宰治の斜陽。
私は黙って坐った。上原さんは、私のコップにお酒をなみなみといっぱい注いでくれて、それからご自分のコップにもお酒を注ぎ足して、
「乾杯」
としゃがれた声で低く言った。
二つのコップが、力弱く触れ合って、カチと悲しい音がした。
ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ、と誰かが言って、それに応じてまたひとりが、ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ、と言い、カチンと音高くコップを打ち合せてぐいと飲む。ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ、ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ、とあちこちから、その出鱈目みたいな歌が起って、さかんにコップを打ち合せて乾杯をしている。そんなふざけ切ったリズムでもってはずみをつけて、無理にお酒を喉に流し込んでいる様子であった。
この家、壁にタイルが貼ってあります。
装飾なのか耐久性を高めるためなのか分かりませんが、大変珍しいです。
将棋教室の看板。
よーく見てください、「 棋士 伊藤博文 」の名が。
去年も入鹿神社と蘇我坐宗我都比古神社を巡っています。
その時の記事も合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。