きのうまでのお話の中で、
熱量を上げるために同じ目的を持った仲間を見つけよう、
とお話しさせていただきましたが、
では「 同じ目的を持った仲間 」とはどういうものか、
この点に絞ってお話ししましょう。
きのうまでのエントリーを読みたい方はこちらからどうぞ。
「 ブログを書く 」ということについて 改めて考えてみる -その1-
「 ブログを書く 」ということについて 改めて考えてみる -その2-
「 ブログを書く 」ということについて 改めて考えてみる -その3-
でですね。
お話ししましょう、とか言っておきながら申し訳ないんですが、
「 同じ目的を持った仲間 」というものを
分かりやすく説明するのはとても難しいんですよ。
というのも、
「 目的 」や「 仲間 」という言葉は、
一見すると簡単で分かりやすそうに思えますが、
実はこの中に膨大な量の情報が凝縮されているからです。
含まれる情報量が多すぎて、
文章だけでは的確に伝えられないんです。
それでも敢えて具体例を挙げるとしたら、
夫婦や家族が良いかも知れません。
あなたの旦那さんや奥さん、家族のことなど、
ご自身に置き換えてイメージしてみてください
( 独身の方は両親や恋人に置き換えて )。
夫婦や家族を、きのうまでの話に当てはめると、
「 幸せな未来を掴み取る 」という
「 共通の目的 」を持つ「 仲間 」と言うことが出来ます。
では、その「 幸せな未来 」というのは、
具体的にどんなものでしょうか?
説明出来ます?
確かに、
マイホームを建てるとか、
有名大学を出て有名企業に就職するとか、
玉の輿( もはや死語かな? )に乗るとか、
それらしい言葉は出てくるでしょう。
でも、そうやって箇条書きにしていけば
「 幸せな未来 」が説明出来るのかというと、
それはちょっと違うと思いませんか?
なんか違和感ありますよね。
違和感はあるけど、
しかしそれら箇条書きにしたものが、
「 幸せな未来 」を形作る大切な要素であることは間違いない。
こんなふうに、
「 目的を共有する 」というのは、
とても説明の難しい、捉えどころのないものなんです。
しかしひとつだけ確かなことがあって、
それは、その拠り所になっているのが人である。ということ。
そうでしょ?
相手がいるから目的が生まれて、
それを共有したいと思うんでしょ。
目的とかよりも、
まずは人が大事なんですよ。
大切な人がいたら、
自然と未来を共有したくなるもの。
だから
「 自分はこんなことがしたい 」
「 人生を賭けてこの仕事を極めたい 」
というものを探すためには、
まず人を大事にしないといけません。
普段からお付き合いのあるお客さんとか、
一緒に勉強している仲間とか、
そういう人たちのために出来ることをやる。
対話する。
考える。
自分を省みる。
実践する。
すると自分でも思わぬ能力を発揮できることに気づいたりして、
どんどん新しい道が見えてくるようになります。
もしも、
「 いま自分は何をしたらいいか分からない 」という人がいたら、
考えてばかりいないで、
とりあえず誰かと対話するところから始めましょう。