東野圭吾 著作 『さまよう刃』 を読みました。
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。
犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。
それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。
遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。
正義とは何ですか?
人によって考え方は様々だと思います。
自分の子供が殺されたらどうしますか?
誰が犯人なのかを知ったらどうしますか?
警察に知らせますか?
それとも復讐しますか?
それが未成年だったら・・・。
自分がその立場に立ったらどうするか?
わが子だったら・・・
愛する人だったら・・・
また家族だったら・・・。
復讐する様な氣がする。
己の人生賭けて。。。
それが決して正しい選択だとは思えないけど。
安易に腹を立て、簡単に人を殺傷する世の中。
何かが狂ってる。
思いやりに欠けている。
裕福になり過ぎた時代の所為なのか?
相手の立場に立って物事を考えられる人が少ない。
今の世の中に足りないもの・・・。
『想像力』と『思いやり』だと思う。