孤宿の人 | 『お氣に召すまま』

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よろしくどうぞ。

宮部みゆき 著作『『孤宿の人』』を読みました。

本屋でふと見つけて購入した時代小説。



江戸から金比羅代参で讃岐を訪れた九歳の少女ほうは、
丸海の港で置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。
幸い、丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住み込むことになった。
それから半年・・・、この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに・・・。
海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように
不可解な毒死事件や怪異現象が井上家と丸海藩に次々と起こっていく・・・。



上下巻の上に上下段に書かれた文章なので、


普通の頁にするとかなりの頁数になる。

時間掛かるかなぁと思われたが、いやいや…。

あっという間に読み切りました。

前半は中々入り込み辛かったけど(汗)

でも、さすが宮部みゆき!って感じです。

最後は涙涙でございますよ(T_T)

人前で読むのは避けた方がいいかもね(苦笑)

阿呆のほうと名付けられたほうの純粋で真っ直ぐな姿に胸打たれます。

興味ある方は一読を。。。