池袋→中野 | 『お氣に召すまま』

『お氣に召すまま』

よろしくどうぞ。

本日は観劇2本立て日。


昼間はシアターグリーンBoxにて、ラビット番長『消える魔球』を観る。


えーっと、自由席だと思って早めに行ったら指定席で・・・。


席番見たら「補助席3」と。


一番前で、釣りで使う様な小さな椅子席でした。


「・・・・・・・・・・」


基本的に体でかいんで、なるべく前の方を避けるのですよ。


全体観たいしね。


いや~あの状態で2時間弱はしんどかったです、正直。


来月この劇場でやるんですけど、この椅子はしんどいですぞ!


で、本編はというと、高校野球の最後の大会が終わって、


これからの進路に悩む3名の男子が、友人の飛び降りに巻き添えくって


戦時中にタイムスリップしてしまうお話。


『THE WINDS OF GOD』みたいな感じですかね。


観ている内に氣づいたんですけど、


以前、この劇団の芝居を観てました(苦笑)


何となくキャストの顔覚えてて・・・。


話は悪くなかったですけど、役者に物足りなさを感じましたかね。



そして、夜は中野あくとれにて、楽天団『ゲアリーズハウス』を観る。


オーストラリアの劇作家、デボラ・オズワルドの作品。


翻訳劇を観るのは久し振りでした。



ニグレクトや虐待によって負った心の傷、そしてその傷をどのように

治すことができるかがこの芝居には書かれています。

人との繋がりは、それが壊れやすいものであったとしても、

絶望から救い出し、希望へと導いてくれるでしょうか?

これは、使えるものがあればどんな断片でも集めて家族・家庭を

作るという人間の心の底にある欲求、意味のある何かを成し遂げる

ことによる達成感とその誇りが癒してくれる力、許すことの素晴らしさ、

そして自分を解放して人を愛することについてのお話。



これは劇作家さんの言葉。


都会から遠く離れた町の丘で、一人の男が自力で


家を建てている所から、物語が始まります。


海外の作品って、どうして罵り合いというか、


喧嘩のシーンが多いんですかね?


ちょっと観てて疲れてしまいますね・・・。


出演者は5人。


キャストの一人が急遽代わったらしいのですが、


その役者さんが台詞を噛みまくっててですね~


まぁ、人間ですからそりゃ噛むこともありますよ。


自分もそうですし。。。


でも、台詞を言い直すのはどうかなぁ凹み


ちと引きました・・・。


全体的に暗転の多い芝居でした。


最初、2時間の芝居で休憩が入ると聞いた時は


「うわ~」と最初は思いましたが、逆に正解でしたね。


段々家が完成していく様は良かったですよ。



翻訳劇・・・実は私やったことがないのですあーあ


いつかやってみたいもんですね。