突然ですが、


「私は双極性障害障害です。」


と他者に打ち明ける勇気ありますか?


私は、他者へはおろか、
自分自身がこの病気を受け入れることも
まだ完全にはできていません。


特に軽度のうつ状態の時は、

「私は双極性障害じゃないと思う」
「私の感情は努力でコントロールできるはず」
「気分が沈んだままなのはただの努力不足」

という思いが強くなります。


そのように思う理由は
多分3つあって、


1つ目は、
病気が怖いからです。

双極性障害は一生完治しない。
私はこの制御不能な気持ちの浮き沈みと
死ぬまで付き合わなくてはならない。

そう考えるとすごく怖くて

特にうつ状態の時は、
そんな人生なら死んだ方がいい
と考えてしまいます。


2つ目は、
他者からの目が怖いからです。

「健常者じゃない人」
「私たちとは違う人」

そんな風に見られることが、

例えそこに悪意が無くても
上手く説明できないけど
何か嫌で、

そこに差別意識があれば
なおさら嫌です。


3つ目は、
迷惑をかけたくないからです。

双極性障害は
本人も辛い病気だけど、
その周りにいる人たちにとっても
何かと辛い病気だそうです。

つまり
私が双極性障害であるということは
私は迷惑な存在であるということ、

自分が苦しむのと同じくらい
もしくはそれ以上に、
自分のせいで他者が苦しむことが
私は嫌で仕方がありません。


そんなこんなで
私は双極性障害であることを
否認しがちですが、

どれだけ私がそう信じたくても
私の心身の体調は
努力ではどうにもならず、
無理をしようとすればするほど
逆に悪化する一方です。


だから恐らく、
私は双極性障害なんだと思います。


今回なぜこの内容を書いたかというと、
久しぶりにうつ状態を抜けたからです。

冷静に頭が働くうちに
どこかに記して、
またきっと鬱の波が来るので
その時に読み返せたらなと

読んでどうにかなる問題でもないけど、
少しでも苦しまないように
迷惑をかけないように
病気に負けないように生きたいので。

そして、ほんの少しでも
誰かの役に立てたら幸いです。