「小股の切れ上がったいい女」 | All Good Things..

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ミリさん@東京スカイツリータウン・ソラマチ


「小股の切れ上がったいい女」
という表現があります。

時代劇なんかで頻繁に使われていた言葉だけど、
今や時代劇というジャンル自体が絶滅危惧種なので、
世代によってはご存じないかもしれないけれども。

辞書で調べてみると、
『きりりとして小粋(いき)な女性の形容。多く「小股の切れ上がった」の形で用いる。』(三省堂 大辞林)
http://www.weblio.jp/content/%E5%B0%8F%E8%82%A1%E3%81%8C%E5%88%87%E3%82%8C%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8B
とあります。
まぁ、イメージ湧くよね。

でも、なんでそれを「小股」が切れ上がったと呼ぶのか、
そもそも「小股」とは何なのか、
という部分については、驚くべき事に定説が定まってないんだそうです。
脚が細い、スタイルがいい、的な意味と捉える人も多いようで、
試しに翻訳ソフトにかけたら“A slender good woman”て定型っぽい英訳が出てきた。
いや、ニュアンス違うだろそれ。


でもね。
この前、ミリちゃんが浴衣姿で待ち合わせ場所に
ちゃきちゃき歩いてくるのを見て、完全に理解してしまった。

浴衣みたいな薄手の着物を着て少し早足で(きりりとした態で)歩いてくると、
脚を踏み出す毎に股関節から腰にかけて腿に沿った部分に、
一瞬、斜めのラインが発生するわけですよ。
股から切れ上がったライン。
これだよね?

颯爽とした動きが前提なので、すごい粋なビジュアルに見える。
正確には「小股“から”切れ上がった」になるわけだけど、
そんな言いにくい表現江戸っ子が選ぶわけがない。
伝わりゃいいんだ伝わりゃ。
「小」ってなんだって?
意味なんかねぇよ、
「股が切れ上がった」じゃ格好つかねぇじゃねぇか。

こんなわかりやすく目の前にある正解に、
江戸時代から何百年間も誰もたどりつかなかったってありえない。
みんな考えすぎなんじゃないかと。


というわけで、
「小股の切れ上がったいい女」のgood sampleのミリちゃんでした。

もっともご本人は、
ふだん脚に張りつく衣装を着慣れないので落ち着かないようなことをおっしゃってました。
さすがスーパーロリィタ。

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