気がついたらもうすぐ終わりじゃん。
ということで行ってきました。
本格的に連休入ったら混むかな-、と思って。
今日も人は少なくなかったけど、そこそこゆったり見れた。
一応、ポートレートと呼ばれるべき種類の写真、
みたいなもののはしくれ(へりくだりまくり)を撮っていたりするわけなので、
非常に興味のある、というか意識している画家です。
特にスタジオで撮るときに、コンパクトに、とか身体の面積を大きく、と言ったりするのは、
この人のフレームに押し込めるような独特の構図が原風景の一つになってる気がする。
生でたくさん見て、いろいろ刺激をもらいました。
しかしよく集めましたね、という展示ですわ。
個人所蔵の多い画家で作品がかなり散らばってるそうなんだけど
(所蔵先の表示にはジャック・ニコルソンの名も数点)、
相当の枚数を、ちゃんと作風の変遷が見える形で並べていて、
キュレーターいい仕事してくれてます。
やっぱりパリ時代の作品が、異様なパワーが突出していてあまりに魅力的だけど、
こうやって流れの中で見ると、後年の作品に
その意味と一緒に隠されていた美しさが浮かび上がってきて、
発見はむしろそこにこそ多かったかもしれない。
彼女はまさに時代の狭間の人というか。
モードの変化のスピードが極端に早くなっていく時代にあって、
瞬間、モードとシンクロして、しすぎた挙げ句モードそのものになってしまったから、
時代が通り過ぎたときに折り合いをつけようがなくなってしまった。
そんな苦しみにさらされるクリエイターが激増していくのが20世紀後半で、
変な言い方だがこの人はその先駆者だったわけです。
渋谷のBunkamuraで9日までなので、興味のある方はぜひ。
ちなみにキービジュアルになっている写真の絵「緑の服の女」は、(哀愁の)ポンピドゥーセンター所蔵品。
