フロックか? とさえ思ったスケートアメリカからわずか3か月。
強い選手になったねぇ、小塚崇彦。
巧いけどこじんまりまとまりすぎ、ソツがないけど華もない、
正直そんな印象だった彼が、
間違いなく自分自身のスケートでトップを争える人になってしまった。
彼はもともとすごく軽やかなスケートをする選手で、
エキシビションやショーではホントに楽しい演技をするのに、
試合になるとなんか、こう、出し切れないというか。
もどかしい感じだった人。
たった3か月で。
いや、正確にはスケートアメリカのSP後の、たった数分で。
そして間違いなく、これからもっと伸びる。
だからほら、あと1か月あったら、ねぇ。
勝利はアスリートを変えますね。
そしてホントに生きる上での示唆に富んでますね、フィギュアスケート。
しかしアレね、
4回転が成功するかどうかで勝負が決まるように言われて
一種棒高跳びみたいな種目になりかかっていた男子シングルなんだが、
4回転ジャンパーは結局誰もクリアに降りられず、
それを後目にスケーティングそのものの力で圧倒したパトリック・チャンの完全勝利。
これまた示唆に富んだ結果のような気がします。