ワインアドバイザーとエキスパートを対象にしたセミナーがありました。
私の身近なワイン好きの集まりは、はつらつとした明るさでもってワイワイ飲みますが、
ワインスクールもそうだったけど、ちょっと勉強した人たちの集合体の
ね~っとりとした独特の空気は一体、と思いながら臨む。
自分もその中の1人ってことなんだけど・・・
講師は、輝かしいご経歴を持つベージュ・アラン・デュカス東京 の総支配人・石田さん。
ベージュのワインの決め方とか、サーヴィス・サイドの裏話的なことも聞けて、
「プロによる現場の話」は面白かったです。
実際にベージュで出しているというグラス・ワインを試飲しながらセミナーは進みます。
■2004年シャトー・オリヴィエ グラーヴ・ブラン
(ボルドー地方の白、セミヨンとソーヴィニヨン・ブラン)
貝、とりわけ噛んでうま味の出るツブ貝、トリ貝、ミル貝、アワビなどにちょっと火を入れた
料理と相性良しと力説されており、実際に試してみたくなる。
ソーヴィニヨン・ブランより、セミヨンの割合がちょっとだけ多く、
古典的なボルドーの白とのこと。
樽は比較的控え目で、あまり主張しないタイプのボルドー白でした。
■2006年サン・ジョセフ・ブラン /ドメーヌ・フランソワ・ヴィラール
(ローヌ地方の白、マルサンヌとルーサンヌ)
フローラルの香りずっしりとした蜜のような味。
これが一番おいしかった!
現地に、ピラミッドというザリガニ料理で有名なレストランが、
ザリガニとこちらのワインのマリアージュを提案しているらしく、
ザリガニ、食べたことないので、興味をそそります。。
専門店だったら食べてみたいけど、日本であれ海外であれ中途半端なところでは、
トライできないけど。。。
■2006年シャトー・フォンベル サンテミリオン
(ボルドー地方の赤、メルロとカベルネ・フラン)
石田さんは、「暑い日には、タンニンでトランシュ(カットしてさっぱり)するボルドーがオススメ」と。
カベルネ主体でも可能ですか?と聞いたら、
カベルネよりメルロ主体のほうが、使い勝手がよいそうです。
個性が主張しすぎて、料理が限られるよね、と。
■2002年ソミュール・シャンピニ―・ル・ポワイユ /クロ・ルジャール
(ロワールの赤、カベルネ・フラン主体)
クロ・ルジャールとは、ソミュールを有名にしている作り手だそうです。
熟成しているせいか、酸もえぐみも穏やか。
印象薄い。
■2006年シャンボール・ミュズィニー /ジャン・コンフュロン・コトディット
村と作り手の名を見て大いに期待してしまったが、
酸の印象が大部分を占めて、軽めのワインのようです。
難しいヴィンテージらしく、ふつうは濃縮させるけど、それはやってないというワインとのこと。
テイスティング力とは、酸をとらえる力だそうです。
酸、アルコール、タンニンその他の刺激を区別できたら、
たしかにプロっぽいですね。
私はプロじゃないので、そこまで考えて飲まないけど・・・
あと、興味深いコメントとしては、
料理が完璧でなくてよい―完璧だったらワインが入る隙間が無いから―と。
見た目についても、味につても言えるそうです。
8月開催のセミナーは、かの佐藤陽一さん。
引き続き心待ちにして、神田へ行きます。

