ボルドー・サンテミリオン地区のメルロは、
私のフランス・ワイン史で、かなり初期に登場していましたが、
そのあとボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨン主体が好きになり、
次第に渋いのから酸味と果実実のバランスを求めるようになり、
ブルゴーニュの赤に辿りついて久しいです。
昨年秋、レストランでたまたまCH.パヴィ・マカン(同じくサンテミリオン地区)を
選んだところ、とっても美味しく飲めたので、
我が家のストックにサンテミリオンを何本か追加しておきました。
勢いで、CH.フィジャックも・・・一体いつ飲むんだ!?と自分でも思っています。
カルボナード(肉のビール煮、今回は牛スネ肉を使用)に合わせ、
濃いめで渋くないワインを合わせたかったので、こちらをチョイス。
若飲みかなとも思いましたが、美味しいワインはいつ飲んでも美味しいはず、
と割り切って若さを味わうことに。
■2005年 CH.ラ・トゥール・フィジャック /フランス・ボルドーのサンテミリオン地区
メルロ主体でカベルネ・フランも入っているようです。
『地図で見る世界のワイン』によると、かの有名なCH.シュヴァル・ブランと
CH.フィジャックに2方が面していますね。
近辺は「なんとかフィジャック」という畑が多いです。
さて、味わいの程は・・・
圧倒されるベリーの香り。プラムのような濃く甘いアロマが
低く香るのです。
う~ん、なめらかで複雑。
前述のとおり、最近はブルゴーニュばかりなので、
黒いワインとまでは言いませんが、それに近い印象を拭えないほど、
十分に濃い。
カルボナードのたっぷり使った玉ねぎの甘さとマリアージュ☆
と言いたいところですが、
料理教室のレシピでは、カルボナードの風味付けは、
ヒューガルデン・ホワイト(白ビール)+黒糖になっているのですが、
そこを我流でギネス(黒ビール)にしたところ、いまいちの味になってしまった・・・
やはり、ヒューガルデンの瓶内二次発酵の酵母の風味が必須だったのか、
黒糖は黒糖として添加しなればバランス取れなかったのか、
レシピに忠実でなかったことは反省。
見た目は悪くないのですが・・・
CH.ラ・トゥール・フィジャックの話に戻り、
抜栓より1週間くらい経ったものを、恐る恐る飲んでみたら、
濃いなめらか感はそのままで、落ちる寸前またはちょうど落ちかけの酸が
大変飲みごたえあり、久々に回帰したメルロを最後まで堪能しました。
1週間、よく持ちました◎