タバコの焦げ痕を作ってしまったフローリング、家具を動かした際に、引っ掻きキズを付けてしまったフローリング。そうしたキズを綺麗に直すフローリング補修の技術を学ぶ為に、技術セミナーに参加してきました。この技術を手に入れて、目指すは独立開業!会社の経営者となる事が、現在の目標です。

この技術と出会ったのは、私が以前の仕事に限界を感じて転職を考えていた頃。会社とも折り合いが付かず転職先を探していましたが、年齢的にも受け入れてくれる会社になかなか出合えませんでした。途方に暮れている時に思いついたのは、好きな事を仕事にするという事でした。

私は昔から日曜大工が好きで、テーブルや椅子などはDIYで作ってしまうほどでした。しかし、家具職人を目指すのは少し難しい。そうして色々と調べている時にフローリング補修を見つけたのです。とにかく木に携わって仕事を出来るのが良いと思い、早速、会社説明会に申し込みました。フランチャイズ展開を行っている会社で、独立開業支援をしてくれるとの事。開業資金もそれほどかからず、無店舗でスタートできるのも魅力でした。後日、技術セミナーもあると言うのでその場で申し込みました。

技術セミナーに参加して感じたのは、クオリティの高い技術を可能にしているのは職人一人一人の意識の高さという事です。パッと見た目に綺麗になっていても、良く見ると木目が再現しきれていなかったり、角度を変えたり、光の当て方をかえたりするだけで、キズ跡が見えてしまったりするもの。それをどこまで修正し、キズ跡を見えなくするかは自分の仕事に対して厳しい目でチェックする、意識の高さが必要なのだと分りました。

私は、このフローリング補修の技術に惚れ込んでいるといった感じ。これからは、この技術を極めたいと思います。