今回はデータロガーの実力を紹介したいと思います。
下の画像を見てください。

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赤が一番早い人、青が二番目、黒(1本だけあるもの)が一番遅い人です。

グラフの縦軸は速度、横軸が時間偏位です。
つまり、グラフが右下がりの時がブレーキング時、グラフが左上がりの時が加速時になります。
また、ブレーキング時の傾斜を見ると、どのくらい強くブレーキングができているかがわかります。


では、3人の比較をしてみましょう。
まず、
一番早い赤の人は、他の二人に比べブレーキングが早く、他の二人よりも早くコーナーを立ち上がっていることがわかると思います。また、立ち上がりが早いため、ストレートエンドでも速度が他の二人に比べて速いことがわかるかと思います。

次に黒の人は、最後の1/3のセクションで、ブレーキング強すぎ、速度が落ちすぎていることがわかるかと思います。そのため、立ち上がりのスピードも他の二人に比べて圧倒的に遅くなっています。
黒の人の課題は最後のセクションだと言えそうです。

このように3人の走りをデータとして比較することで、それぞれの人の課題が浮き彫りになりました。


まだ、データロガーを使い始めて少ししかたっていませんが、これからさらに理解を深めて、
さらに詳細な分析を加えていきたいとおもいます。

このデータロガーを使うことで、ライン取りはもとより、3人の走りを同時に比較し走らせることもできます。(画面左のコース図をそれぞれの点が同時に動いて走りを確認できます)
今年度2回目の大学対抗カートレースに参加してきました。
自動車部からは、2チームが出場することになりました。
Aチーム:中川 小澤 小倉
Bチーム:江里口 松本 檜原
というオーダーで参加してきました。

今年は晴れ男が存在するのか、晴れのレースが続きます。
レースコンディションはドライ。
中日スポーツの取材がきて、なんと我々自動車部が、新聞に載ってしまいました!主将の小澤、何かかっこいいこと言ってます(汗)
新聞の切り抜きをPDFファイルにして掲載しておきます。(新聞記事はこちら)

今回は、前回の失敗を挽回すべく、2日前に埼玉医大と合同で練習を行ってから大会に乗り込みました。2日前に練習では、35秒台前半をAチームの二人が出し、もう一人も35秒台後半で走れるようになり、これは優勝も狙えるか?と期待を込めての参戦となりました。
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Aチーム
予選は、2日前とは違うカートだったためか、あまりふるわず4位となりましたが、スタートで中川が3位に上がり、トップの日大、2位の埼玉医大に食らいついて、4位以下を引き離していく展開に。
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ピットストップの時間をギリギリまで伸ばし、日大、埼玉医大のピットストップの間に1位に浮上し、後続を引き離し、単独トップを走行。
 2走目は、小倉が担当。2日前とは異なるカートの感触に3人ともがてこずりましたが、それでも36秒台中盤で踏ん張って走り、単独首位を走行。

小倉にバトンタッチして7分ほどが、経過したとき、まさかのアクシデントに見舞われました。後続の車が小倉の走るカートに後ろから乗り上げる大クラッシュが発生。小倉は、怪我を免れ無傷で、事なきを得ました。
そんなこんなで胸をなでおろしていると、何か異変に気付いたピット。小倉がホームストレートに帰ってこない。。。コース上を探すと、コースの反対側で、止まっている小倉を発見。何かのメカニカルトラブルは発生した模様で、手押してピットまで帰ってくることに、、。
ラー飯能の整備の人が、車をチェックすると、ガソリンコックがOFFになっており、ガソリンが供給されない状態となっていた。そう、先ほどカートに乗りあげられたときに、ガソリンコックがOFFになってしまいエンジンが止まってしまったのである。(こんなアクシデントは見たことがないと、整備担当者)

このアクシデントの間に一気に順位を10位まで落とすことに。

3走目は小澤が担当。10位から追い上げるも、時間がなく8位が精いっぱい。
またしても悔しい結果となった。

Bチーム
今回は、強化練習に参加した二人の初レースとなりました。
スタートは、江里口。もう一つの部活が忙しくあまり練習できなかったからか、
タイムは伸びなかったが、Bチームを必死に引っ張った。
2走目を檜原、練習走行のときから、逆走、スピンの連続と、マーシャルにくぎを刺された彼。しかし、めげない。車の免許も持っていないため、ブレーキングの感覚がまだ身についてないようだ。そうして、走り切り、ピットに戻ってきた来た時、横から出てきたカートに当てられ、ガードレールに突き刺さった。
これでリアシャフトをダメにしてしまい、第3走の松本の初レースはお預けとなった。(笑)二人とも、やる気は、部ナンバー1というほどあるようで、これからの成長に期待しています。
以下、最終結果
結果は、以下の通りです。

No.大学/チーム/ドライバー決勝予選TT 公式練習
順位周回数ベストタイム 順位 タイムベストタイム
15  日本大学/Three Arrows/原口幸一・森聡史・藤澤惇平110134”327134”34435”292
2埼玉医科大学/チーム崖ップチ/小西亮・坂本洋一・横山陽一210134”830234”92935”268
10関東学院大学/チーム横横/中島洋平・松下良紀・遠藤賢一39934”969335”11336”261
1明星大学/明星ロケット/前田岳行・川村達也・山内睦樹49935”230735”53035”989
12埼玉医科大学/TEAM KONITAN/田坂元宏・桐谷亜友・清水貴寛59835”262535”43135”645
3東洋大学/別にエントリーし忘れたわけじ/中野渡将幸・佐藤風斗・外山祐輔69635”360635”45336”712
14埼玉医科大学/チーム ベアーズ/熊谷知幸・橋本ばく・降旗宏79435”8461035”92237”010
17東京医科大学/MEDIC TMU Racing/中川隆太郎・小倉庸平小澤陽介89435”163435”39635”722
16日本大学/NUSMブラボーチーム/梶原遼・香城章麿・佐藤禄99335”429935”85335”903
6東洋大学/B cup?そんなに大きいのに興味/竹ノ谷徹・塩田真弘・小椋大輔109336”3301136”56437”369
8東京医科大学/チーム東京医科大学/江里口大介・松本健・槽原浩介116035”889835”85239”994

練習でのタイムがよかっただけに、表彰台をまたしても逃してしまい、悔しい悔しい結果となりました。必ずと言っていいほどアクシデントに見舞われる大学対抗カートレースなのでした。。
なお、今大会から、自分たちの走りを、より正確に分析するために、GPSデータロガーを導入しました。これで、他人と走りを比較して、このコーナーでスピードを落とし過ぎている、というようなことを分析できるようになりました。これらのデバイスを駆使して、さらに自分たちの走りを磨いてい行こうと思います。

夏休みに入って間もなくの8月8日に富士スピードウェイ本コースに行ってきました!!


本年度、自動車部OBの竹本先生から、マツダスピードチューンのデミオを頂きました。
そのシェイクダウンを兼ねて、竹本先生も参加された走行会に行ってきました。
竹本先生は、ご自分のBMW Z8で参加されてました!めちゃくちゃかっこいいです、ボンドカー!!(写真右)
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前日からローダーをかりて、デミオを車載して、気合いを入れてサーキットに向かいました。
高速休日1000円のあおりを受けて渋滞につかまり、走行時間にデミオが到着しないハプニングにいきなり見舞われることに、、、。
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先についていた、アバルトプントを乗っている鈴木と、ポルシェ964の小澤が、急遽代わりに走ることに!
そんなこんなで、自分の車で走るつもりなど全くなかった二人は、とりあえずテンパりました。。
準備もそこそこ、ライトにテーピングして、いざ出発!
参加したクラスはビギナークラスだったのか、普通のファミリーカーなんかも混ざっていて、
意外と和やかムードでしたw
富士スピードウェイを全開走行できたのはとても楽しかったです。(確実に全開ではないですが、、、)

そして、2本目の走行が終わった時、デミオが到着。
次の走行に備えて、FSW内の道を走行中、デミオのギアが入らなくなってしまった!!!!
おそらくクラッチがダメになってしまい、さらに、冷却液のホースに穴があいて、冷却水が完全になくなって、走ることができなくなりました(泣)


そんなこんなで、3本目、4本目は中川のBMW335iで走ることに。
結局デミオのシェイクダウンはお預けとなりましたが、
実車でサーキットを走るという、貴重な経験ができ、とても楽しかったです。
資金不足も相成って、まだデミオを直せてないのですが、
必ず直して、実車の方の活動も再開していきたいと考えております。
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走行している車の中には、こんなすごい車もいて、見に行っただけでも価値のあったFSW体験でした!
フェラーリなんて、ブレーキにカーボン使っているからか、コーナーでブレーキング時には、
真っ赤に発熱してましたっっワオ!
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