皆さまこんにちは！11期ベースのやまとです！
MAXONSに入部し早2年と８カ月。気づいたら引退直前です。皆んな書いていることですが、本当に時が経つのが早すぎます。かく言う私も早すぎる時の流れに追いつくことができず、ブログ提出の締め切りを過ぎてしまいました。こうせいごめんぴよ。反省してるぴよ。
私のブログは12月24日に投稿されることになっているようです。クリスマスイブ当日にこのブログを読み始めているそこのあなた。素晴らしいです。天才です。これからもMAXONS第一優先の生活を送り続けてください。応援しています。
さて、どうせ長くなってしまうと思うので前置き（？）はこれくらいにして早速本編に入っていきましょう。ありきたりだとは思いますが、私も入部の経緯から今までの紆余曲折を順々に綴ってみようと思います。
後半は個人メッセージではないですが後輩に伝えたいことを書いています。そっちは是非12・13期にちゃんと読んで欲しいです。
入部
高校受験で目指していた高校に落ちてしまい、併願を出していた別の高校（小川と一緒の高校だよ）に進学しました。行きたくなかった高校だった上にコロナ禍だったので、なんてつまらない高校生活なんだろうと思って毎日絶望でした。が、高1の夏休み明けに和太鼓部という部活に出会いました。これが本当に面白くって本気になれて、高3の夏全国大会で引退するまで勉強そっちのけで和太鼓にのめり込んでいました。
高校でコーチをして下さっていたプロ和太鼓奏者の方が大学生和太鼓チームも持っていたので、私はどの大学に行ってもそのチームに入って同期と一緒に和太鼓を続けるつもりでいました。そしたらなんと。なんとですよ。一緒にやろうと思っていた4,5人くらい、私以外全員浪人することになっちゃったんですよ。それ聞いて私も急に和太鼓モチベなくなっちゃって。取り敢えず都立大のサークルで惹かれるの探してみるかってなりました。
ただ、そんなかんじの部活を高校で二年間続けていてとても楽しかったので、入るなら入るで何かに本気で取り組めるサークルがいいなとは思っていました。そんな折、中央新歓でいかつい外国人顔の人（後に8期の代表だと判明）に連れられてMAXONSの演技を見る機会がありました。
即決でした。これしかないと思いました。
そこからはとにかく通いつめました。ごすと一緒に入部第一号になって、体験練習は皆勤賞だった気がします。体育会系新歓？みたいな名前のドッヂボール大会も一人で行きました笑
新歓期間が終わり、結果的に15人の代ができました。人数が多くて嬉しかったのを覚えています。
本練習が始まった頃はモチベの塊でした。自主練早めに行ってスタ宙たくさん飛んでました。筋トレもはじめたし、ごすと小川と柔軟同好会みたいなグループ作ってストレッチも毎日やってました。（今思えば何だったんだろうあれ。。。）
暗黒時代？
入部してから1カ月、スタ宙の練習中に足首の骨折をしてしまいました。あれだけあったモチベも一瞬でなくなり、足を引きずっていく部活が苦痛になってしまいました。どんどん上手くなっていく同期を座って見ているのは辛かったです。
自分のケガから数週間後、確か同じ日にしんのすけさんがバク転の練習で腕を骨折し、おのしょさんが前宙バードで頭から落ちました。
そんな様子をみていると、私はだんだんと「ちゃんとした体育会の部活で、こんなにケガ人が出るものなのだろうか」みたいなことを考え出しました。正式な指導者・責任者がいない中の活動でこんなにケガ人が出てるって、この団体の体系おかしいんじゃね？と。今思えば本当に阿保らしいです。チアをやる上でケガのリスクを失くすことなんてできないのに。自分のケガの責任を何かに転嫁したかっただけだったと思います。でも当時はそう思ってました。
ある日の練習前、11期全員集めて同期にぶつけてみました。拙い言葉で上記のようなことを色々言ってみた結果、まあとにかくお前わがまま言いすぎじゃねってことを皆に言われました。たしかにその通り過ぎるなと思いつつ、どこか納得しきれない自分もいて、9期の皆さんに同じようなことを言ってみました。今思うとよくそんなことできたなってかんじです笑 9期の皆さま、その節は本当に申し訳ありませんでした。。。この時の会話は正直あんまり覚えてないんですけど、てるさんがとにかく私の気持ちを慮って優しく答えてくれたのは覚えています。
同期にも幹部代にも自分の思いは言ってみたし、それに対して言われたことも全く以て正しいし、自分はそれでもやもやは晴れてすっきりしました。ただ同期との間にできてしまった溝は思った以上にとても大きく感じられ、先輩たちとのかかわり方もわからなくなってしまい、部活に居づらくなっちゃったので辞めることを決意しました。直ぐにでもと思ってましたが、4万も出して買ったユニフォームを一回も着ないまま終わってしまうのがさすがにもったいなさ過ぎて憚られたので、マクフェスまでは頑張って続けようと思いました。冗談じゃないですよ笑 本当にユニ代の元を少しでも取るためだけに残りました。
迎えた私のデビュー戦マクフェス2023では、ごうきさんの作ってくれた11期構成の円陣、ダンス、ラススタだけの参戦となりました。それだけでもとても楽しかったし、他では味わえない貴重な経験をさせてくれて満足でした。
フェス終わり、シャオンさんとロジーさん、そしてもう一方（なつめさんかりみいさんのどちらか、どうしても思い出せません本当にごめんなさい泣）の三人に声をかけていただきました。あまり面識のないOB・OGさんだったし自分の状況もあったので、説教とかされるんじゃないかって思って身構えてました笑
「やまとは出番は少なかったけど、9,10期含む全員の中で一番キラキラしていた。印象に残った。」というお言葉をいただきました。
びっくりしました。今思い返しても不思議な出来事です。お世辞かどうかもわかりませんが、当時の私はただひたすらにその言葉が嬉しくて仕方がありませんでした。打ち上げ終わり家に帰って泣きました。続けることを決心しました。
他のブログに比べると1年のマクフェスまでのエピソードが長いですね。私はこの時期に三年間で一番キツいことがありましたし、逆にこれがあったからこそ（？）この後は辞めたいとか一ミリも思わないままここまで来ることができました。シャオンさんたちと、ユニのたっかい料金のお陰です。本当にありがとうございます。
この時シャオンさんから言われた言葉のお陰で今の自分があると思います。技ができなくても人をチアすることってできるんだって学びました。平場の大切さを学びました。
9期代マクステ
まだまだケガの影響を引きずっていたこともあり、9月からのマクステに向けての練習ではタンブもシングルもやらず、ずっとトータッチを練習していた記憶です。本練では、ジェネやって、ジェネやって、たまにスタンツやってまたジェネやっての繰り返しでしたが別に楽しかったです。同期ともだんだん仲良くなりました。次世代構成のフルターンに苦戦していたけど楽しかったのを覚えています。
ダンスとアピールなどの平場は不格好ながら人一倍頑張っていたと思います。よく9期やOBさんから「チーム一の強みを一つ持て」ということを言われていましたが、マクフェスでの経験もあり私にとってそれは「平場を頑張ること」でした。
マクステ2023はあっという間でした。一つ一つの構成についていくだけで必死の公演でしたが、とにかく引退構成に感動していたことを覚えています。5人しかいないのに。すごい。かっこいい。こんな引退構成ができる代になりたいと思いました。私はあきさんにすごい憧れてたので、ヒットプルとシングルのリバティをいつかできるようになったらなって思いましたが、すぐに忘れてしまいました。
KOC出ないらしい
噂で少しだけ聞いていましたが、新年一発目の練習で10期代は大会に出ないということを改めて知らされました。普通出るもんだと思っていたし、高校の部活でも大会は結構好きな部類だったので残念でした。ただ実際出場してたら部活を嫌いになってたかもしれないし、10期もさんざん悩んで決めたことだろうしとか思って、特に引きずることなく目の前の練習とにかく頑張ってました。
3月までの当面の目標は同期のスタンツとトスの技術に追いつくことでした。私は同期が練習していた1.5、経済、インバージョン、リワインド、全部見学だったのでこの時期にそれらを詰め込んで練習しました。アンカーズとの合同連で初めて1.5リバを決められて嬉しかったです。
上げ隊もこの時期から本格的に入れてもらうようになりました。トスがダメダメすぎたけど三層で自分を使うとしたら上げ隊しかなかったので、スーモさんと組んでたくさんやらせてもらいました。横上げトーテムとかやってたの覚えてます。
思い返せば、KOC出たかったなと考えつつ、この練習期間は結局めっちゃ大事だったなと思います。超ド級下手くそなトスが普通に下手くそなトスまで進化しました。スタンツもそれなりに遅れを取り戻すことができました。スーモさんに感謝です。
楽しかった10期代
ここから飛びます。すみません。後輩ができてから10期引退まで早すぎました。2年生になってからが体感時間がとても早くなりましたね。リーダー部やったり、Bリーグのハーフタイムショー出たり、阪公戦で大阪遠征したり、学祭に出られたり、1年の頃はやらなかった様々なイベントを経験できて一年を通してずっと楽しかったです。
一年間ずっと、まっちゃんさんとふみやに手伝ってもらいながらひたすらスタ宙の練習をしてました。夏ごろ初成功してめっちゃくちゃ喜びましたが、翌日にはできなくなっていました。スタ宙が安定するようになったのは結局3年の10月後半です。なにやってんだろってかんじですが、まあマクステに間に合って良かったです。
スタ宙初成功 ふみやとまっちゃんさんに感謝
シングルもやり始めました。ただ何月までに何をするみたいな目標も持たずゆるりとやっていたので、2年の10月頃やっとこさ初めてゆっきーでエクができました。
マクステではスタ宙もシングルもやらなかったですが、1年の頃に比べて圧倒的にトスとスタンツに入れてもらうことが多くなりました。上げ隊も結構あったので、それだけで自分はいっぱいいっぱいでした。次世代構成の捻りツーハイとMAX構成のフルアップトーテムが特に印象に残っています。
10期引退はめちゃくちゃ泣きました。早く俺たちの代にならないかなとか思ってたのに、いざ引退されるとなると無理過ぎました。寂しすぎました。
また別の話になるんですが、来年統括を務めることが決まっていたので、よしひろさんの作ったハードルが高くなりすぎてかなり頭を抱えました。演出も集客数も進行も全部です。とても適わないなと思って戦意喪失してました。
とにかくこの一年は、特段悩みとかはなくめちゃくちゃ楽しくやれてました！個人技の進みは遅いしそのくせあんまり頑張ってもいなかったですが、自分のペースで練習とイベントを楽しんでいました。
KOC
私は絶対に一位取れると確信してたとか、そんなことはありませんでした。ただ、皆と同じ方向・同じ目標で何かをやることが好きなんですね。それが「大会」というものにとても当てはまります。マクステでの一人ひとりの目標は「公演を成功させよう」から「この技を絶対決めよう」まで全然違うと思います。1年と3年で変わるのは当たり前です。ですが大会だけは「一位を取る演技をする」という誰にとっても揺るがない目標があり、それをチーム全体で3カ月持ち続けます。これがとっても楽しかった。高校時代でも自主公演練より大会練の方が好きだったので、もう一度競争の世界に挑戦できることが嬉しかったです。去年出られなかったこともあり、年末年始のチアモチベは最高潮でした。
2月終わり、高尾に合宿しに行きました。ほんとにきつかった。何本通したんだろう。これのお陰でこれ以降の練習は全部楽に感じられました。
この合宿では、出場メンバー外のプレイヤーにたくさん助けられたのを覚えています。通しの時、めっちゃ声出して応援してくれるんですよ。三層練始めるときとかも必ず外から盛り上げてくれて。その声援がどれだけ皆の力になったでしょうか。
たかゆきが二日目の夜泣いてました。明日詳しく本人から語られるでしょうが、私はその時全てのことをたかゆきを頼りすぎていた、自分も幹部代になっているのにまだ何もしていないなってことに気づきました。全部あいつに任せて自分は目の前のことをやっているだけでした。一人でちょっと反省しました。
本番、自分の基でスタンツを一つ落としてしまい結果は3位。めっちゃくちゃ悔しかったです。ミーティングでは涙こらえるので精一杯でした。落とした後のたいしさんの「まだ終わってないよ！」という励ましの声が今でも脳裏に焼き付いています。
思えばあの4分間は人生で一番濃い4分間だったと思います。「ちゅうもーーーく！！」言う前のOBさんの声援、演技パートでチンダウンしたときの自分の足元の景色、倒立が上がったときのきょうすけのチアシューの裏、のりのりの2捻を見上げている瞬間、1.5落としたときの全身の鳥肌、ダンスやり切った後の会場の風景。全部全部詳細に覚えてるもんなんですよ。嘘じゃないですよこれ。勝ち負けはともかく、素敵な時間でした。そんな素敵な4分間を13期には是非体験してほしい。
そういえば本番の前日、皆で作ったボードがあまりにも酷すぎて母にも協力してもらい何時間もかけて作り直しました。今となってはいい思い出です。
ふみや なにわろてんねん
前日にやることじゃなかった
3位はとてつもなく悔しかったですが、自分は先述の通り結果もだけど過程も大事だと思ってます。この場合で言うと、皆で揺るがない一つの目標に向かって行っていたっていう過程ですね。この3カ月は本当に充実したものになったので、それだけで満足だな、と結構すぐに、翌朝くらいからは思うようになりました。
私は応援パートで応援団長のフリを務め、個人賞としてMVA（Most Valuable Appealer）を、チームとしてはBEST応援賞をいただくことができました。1年のマクフェスからずっと「平場を頑張ること」をチームで一番やってきました。下手くそなアピールしかできませんでしたが、一番頑張ってたのは私です。それに関しては自信があります。そのすべてがこの賞に生きたんだなーと勝手に思ってます。個人技に関しては特段何もやれてこなかったけど、平場は意識してやってきた自分の2年間が報われたようで、この賞は本当に嬉しかったです。
左からMVFしょうや、練習長たかゆき、代表しんごす、私やまと
マクフェスまで
新歓も終わったころ、マクフェスに向けて本格的に統括の仕事が始動しました。統括舐めてました。やりたいことに対してやらなければいけないことが100倍くらいあります。ただ、9期代4つ・10期代3つに比べ一気に構成7つに増やしちゃったり、技紹介入れてみたり、やりたかったことは悔いなくできました。楽しかったです。
また自分はOP構成も担当しました。選曲からとても悩みました。構成作るのって本当に難しい。でも楽しかったです。自信作です、お楽しみに！
統括と構成担の仕事にもまれながら、この時期に引退技についても考え始めました。ロン宙すらできない私にタンブの選択肢はなく、シングルであきさんのやっていたリバティを目指すことにしました。
あきさんのアピールとかよく真似てやってますが、ついに引退技も被せてしまいました。ウォークインリバにはなりませんでしたが。応援していて下さい。
これはチャレンジしてみて一度だけ成功したQP
シングルに力を入れていくに際し、私は本当に線が細すぎたので今からでも遅くないと信じて筋トレを再開しました。二年ぶり？くらいです。骨折して萎えて辞めたあの時ぶりです。ご飯もたくさん食べるようにしました。
そしたらKOC頃の体重57-58キロが、マクフェスの頃には63-64キロくらいまで増えました。パワーめっちゃ出るようになって、シングルも上がるようになりました。ただ、私はもともとの骨格がかなり細いのと、関節も貧弱でいつも手首痛めてる感じでした。そんなやつが急に増量したので、膝が悲鳴を上げ始めました。膝と向き合う半年間の始まりです。
そんなこんなで取り敢えずマクフェスは乗り切りました。過去最高のマクフェスだったと言って下さる方がとても多く、本当に嬉しかったです。私もシングルをやったし、上げ隊もめっちゃ入ってたしでとても楽しかったです。
唯一の心残りは男子チアコラボができなかったこと！来年に期待ですね。
マクステまで
マクフェス終わりから、今までも早すぎた時の流れがより一層加速しました。しゅうすけ風に言うと、意味が分かりません。
今年もずっとスタ宙の練習はしてきましたができないままでした。そしたらなんか、10月下旬、急にできるようになりました。翌日も、一週間後も、調子にムラはありますがずっとできます。ある日急になにかが覚醒したように上達することってありますよね。それでした。
ヒットプルも開脚高いのが余裕で出せるようになりました。トータッチに関しては1年の頃から継続的に練習していたおかげで同期の中ではたかゆきの次に上手い自信もあったので、それと噛み合わさって得意技と呼べるレベルまで来れたと思います。
あとはそうですね、先日のサンロッカーズイベントは最高でした！！サンロッカーズは自分にご縁のあるチームなんです。自分の誕生日も重なって温かく迎え入れられ、スタ宙もセンターでびた止めできて、とても嬉しかったです。Bリーグのイベントはとっても楽しいので、さくとは大変だろうけど是非頑張って続けてほしい。
正直フェスからステまでは語ることこれくらいしかありません。マクステの仕事して、OP構成進めて、自主練でスタ宙とシングルして、くらいです。それで日々が秒速で過ぎていきました。膝痛かったので筋トレもほどほどにしてましたし。でもそんな毎日の積み重ねがとても充実していて楽しかったですね。
反省点は統括を務めきれなかったこと。仕事はしてましたが、それだけでした。マクフェスの時みたく、自分の思うように演出を決めることは少なかったと思います。本当はマクステでこその統括なのに、切羽詰まりすぎてました。ただ仕事をするだけでなくもっとこだわりを持って演出をやりたかった。
そのためには入念な準備が必要です。来年は12期らしいマクステを期待してます。
自分のエピソードトークは以上です！本番まで残り僅か、最後まで頑張ります！！
番外編 好きな構成ランキング！
まゆさん？なっつさん？がやってたの見て俺もやろうって思いました。内容的には別に飛ばしてもらってもかまいません笑 ささっと書いていきます！
第5位！ 2025 OP構成！
自分で作った唯一の構成です。沢山こだわったし、音源も面白いの使ってます。マクステで一発目に披露します。お楽しみに！！
第4位！ 9期引退構成！
人生で初めて引退構成というものを見て、とにかく感動しました。5人の意地を見ました。最高にかっこよかったです。あんな引退構成をしたい。
第3位！ 2024次世代構成！
希望で溢れている感じが好きです。去年のマクステの中で、一番お客さんをチアできた構成だったなって個人的に思ってます。
第2位！ 2024夏構成！
しんのすけさんのもたくちゃん達のもそれぞれよさがあって夏構成毎年大好きになりますが、これは別格です。練習もイベント本番もとにかく楽しかった。3曲目のダンスからランニングツーハイが好きです。一番好きな構成と言いたいところですが、一位が特別すぎるので二位です。
第1位！ 2025大会構成！
思い入れがどの構成よりも強いです。大会のことに関して一番長く書いてますしねこのブログ。大会期が一番楽しかった。気合い入れたいときに「GAS GAS GAS」聞くのおすすめですよ。効果は俺とまさやが保証します。
番外編終わり！
さて、お次は私が後輩に「伝えたいこと」を書いていこうと思います。自分的にはこっちの方が個人メッセージよか大事なことだと思いました。ご了承ください。
一人ひとりへのメッセージを期待してくれている後輩がいてくれたら申し訳ないです。打ち上げの時に是非話しかけて下さい。たくさん話しましょう。待ってます！笑
皆、貴重な大学生活の中でたくさんの時間・お金・その他様々なコストを削りながら部活を続けていますよね。他にいくらでも選択肢がある中せっかくこんなにすごいことをしているなら、どうせならもっと本気で取り組んでみませんか。
長い人生の中でこんなに楽しいことを好き勝手出来る時間はこの先一生来ないと思います。引退までの時間、この先まだ60年ある人生の中で、たかだか1,2年ですよ。そう考えると、もっと本気で取り組んだっていいんじゃないかと思うんです。そうして、心の底から悔いなく引退して欲しい。
私が部活に本気で取り組み始めたのは、正直11期代目になってからだったと思います。遅すぎました。本当に。1,2年の頃はあんまり感じなかったけれど、引退が近づくほど、当時に頑張ってこなかったことが悔しくて仕方なくなります。最近はなんでもっと早くからやってこなかったんだろうと考えない日はありません。
皆にはそんな風に思いながら引退して欲しくないです。俺はやりきったぞって思って引退して欲しい。キツくない方に逃げることは簡単です。でも、そうし続けた先に自分が納得できる引退はありません。
ということで、私が2年半で考えてきた、君たちに伝えたい色んなことをたくさん書き残してみます。自分がやってこなかったこと・できなかったこともたくさん書きます。説得力のない内容になるかもしれません。でもどうか参考にして、こんな考えをしてた先輩もいたなあと頭の片隅で覚えておいて欲しいです。
日々の生活・体つくり
皆さん、ちゃんとご飯食べてますか。ちゃんと寝てますか。
誰だって一度や二度、「今日は朝練で調子が上がらないから個人技やらなくていいや」とか「昨日夜更かししちゃって眠いから今日は取り敢えず休んでればいいや」とか思ったことあると思います。そんなことに振り回されないような、高いパフォーマンスで練習に取り組める体調を毎練習持ってこれたら、1年後、2年後にとっても生きてくると思うんです。
朝昼晩三食しっかり食べて、可能なら毎日7時間は寝る時間を取る。金曜夜も早寝早起きして、ちゃんと朝ご飯食べてから朝練に行く。難しいかもしれませんが、こういう積み重ねって本当に大事だと思います。ハイキューの北さんの考え方ですね。「ちゃんとやんねん」です。
あと自分が強調したいのは筋トレです。
筋トレが重要なのは言うまでもありませんね。でもジムに通うにはお金がかかるし、筋肉痛で練習に臨むのは嫌だって人も多いと思います。そんな人たちに言いたいのは、ほんとに家で、オフ日前にするだけで大丈夫です。それをやり続ける1,2年間とやらない1,2年間では天と地ほどの差が出ます。勿論ジム行けるなら絶対行った方がいいとは思いますが。
ベースポに限った話ですが、鍛えてほしいのは肩と足です。肩は壁倒立して腕立て、足は2Lペット両手に担いで片足ずつスクワットすれば十分筋肉つきます。年末オフは取り敢えず筋トレの最初の一歩を踏み出して欲しいです。
なんで私なんかがこんな筋トレの話するかって言うと、私自身がそれで本当に変われたからです。ベースポはマストで全員やるべきだと思います。前述のとおり私は昔から体が細くて、こんなんじゃだめだと思って半年間頑張って増量しました。そしたら本当にシングル上がるようになりました。ちゃんとやってご飯食べれば半年で7キロ増やせます。私は全然筋肉キャラじゃないですが、ガリガリから普通くらいには成長できました。筋肉に自信ない人こそ本当にやった方がいいです。世界変わりますよ。ただ、自分みたくどこか悪くした時は無理はしすぎずに。
詳しくは筋トレマスターこうせいに聞いてみてください。
ストレッチもとても大切です。トータッチ上がるようになるとかも大事ですが、なにより体が柔らかいとケガしにくくなるんですよ。皆なら練習の長期離脱の大変さはわかりますよね。そのリスクをかなり減らせます。オフ日にもしっかりやるにこしたことはないです。
今年の夏？くらいにまっすーさんが練習に来てくださったとき、「アスリートの体つくりをしよう」って話をして下さりました。アスリートって大げさじゃない？って思った後輩もいると思います。でも、週4でこんなにたくさん運動して、お客さんの前でパフォーマンスをするチームです。立派なアスリートだと思います僕たち。アスリートの体つくり目指してやっていきましょう。
練習を頑張るのはとっても大切で必要なことです。それにプラスして、こういう日々の生活のすべてをチアのために考えて使えたら、引退する時に後悔が残らないんじゃないかと思います。
これ読んで一人でも多くの後輩が筋トレ始めますように！
盛り上げ隊増やそうぜ
きつい練習中、雰囲気が暗い状態ってとても耐えられませんよね。そんな中、一本一本大きな声で応援してくれる奴がいたらなんともありがたい存在です。
今年の春合宿の時は出場しないメンバーがたくさん盛り上げてくれました。このころはたいらがよく盛り上げてくれてるイメージです。
是非たくさんこういうやつが増えていってほしい。盛り上げ隊は多ければ多いほどいいと相場が決まっています。チームメイトもチア出来ないやつがお客さんをチア出来るはずがありません。よく言う「チーム一の強みを一つ持て」という言葉に関して、俺は一年の時は声出しもチーム一だと思ってました。チーム一の強みなんて、そんくらいでいいんですよ。それがめちゃめちゃアイデンティティーになって力になります。
9期の引退時、私はあきさんから「常に盛り上げ隊長であれ」と書かれたお手紙をいただきました。常に一番声を出して盛り上げるやつであり続けようってずっとやってきましたが、幹部代になり色々考えることも増えてきて気づいたら盛り上げ隊長を辞めてしまっていました。悔しいです。皆は引退までずっと盛り上げ隊でいてください。たいら期待しているよ。
「意識」大事
ルーティン、なんとなく適当にやってはいませんか。時間がなくてもうルーティンは久しくやってないですが、たかゆきやまっちゃんさんなどいろんな人からちょくちょく「一本一本意識することを持って」って言われてましたよね。これ本当に大事なので覚えておいて欲しいです。
俺の好きなまっちゃんさんの言葉に「意識の果てに無意識がある」ってのがあります。意識して練習し続けていないと、一生無意識にできることとして昇華できないんです。ルーティン一本、まだまだ馬鹿にはできませんよ。ベースポは上げを強くする、リロードを強くする、トップは足を締める、つま伸ばす、意識しなきゃいけないことは山ほどあります。
ルーティンの話から飛びますが、三層でもダブべでも一本一本意識してあげることを辞めてはいけません。技が決まらなかったら、それは誰かの何かの意識が欠けていたからです。その原因を突き止めるために「次は俺がここを変えてみる」「次はお前のこの動きをこう変えてみてほしい」って会話をし続けなければなりません。
一つの目標として、同じミスの仕方を3回以上連続でするってことを辞めて欲しいです。この構成のこの1.5リバの基は左ベース側に倒れやすい、みたいなのあると思いますが、それは左ベースの上げが弱い、返しがないということをずーっと意識出来ていないから起こることです。
次世代構成の練習を見るに、特に13期が多い基では毎回同じようなミスをしている印象があります。もったいないです。意識をしたら直せますよ。技練でもっと会話を増やしてほしいです。わからなかったら12期にすぐに相談です。一本一本必ず誰かが何かを意識して変える、という練習をずっと続けてください。
全上げのもう一個上のレベルへ
構成担当に絶対読んで欲しい。
「全上げしよう」って言葉よく聞きますよね。実際俺もたくさん言います。たしかに難しい技を全部決め切ったらそれはもうとてもすごいことです。
でもよくよく考えると、全上げって「手段」であって「目的」にはならないと思うんです。何言ってるかわからないですよね。よくある例えでいうと、勇者は魔王を倒すのが目的ではなく、魔王を倒すという手段を取ることによって得られる安寧が目的だよって話です。チアの目的はお客さんを楽しませることで、そしてそのために全上げが手段として必要になる、と私は考えています。
たまに技に必死になりすぎて笑顔が0、アピールが0、みたいになる通しやっちゃうじゃないですか。練習開始初期のOP構成の通し動画を観返すとまんまそれで、観ててなんか寂しかったんですよ。マネやカメラへの意識が0なんです。皆顔死にながら、必死に技をこなしているだけ。全部上がったらもちろんすごいですが、それでも私はこんな通しはお客さんに見せたくありません。なんか必死に変なことやってたなって思われるだけの通しはダメダメです。お客さんに「勇気をもらえた」って言ってもらえる通しじゃないと意味がないんです。
そして、そんな風にお客さんを楽しませることができる、全上げのもう一個上のレベルの通しにするには何が必要かというと、、、数こなすしかないと思います笑 たくさんたくさん通しましょう。高校時代の和太鼓部のコーチの言葉で、「本気でお客様に届けるつもりでやった通し演奏の数と、本番の出来は正比例する」っていうのを覚えています。私は結構この言葉を意識して、OP構成練習は通しをなるべく多くしました。通しの数って大事だよ！
この話に付随して、技切りに関して。本番が近づくにつれて、本番決まるかどうか危ない技っていうのが出てきます。本番その技が決まるかどうかもそうですが、皆その技を上げることを意識しすぎて直前の通しでも顔が死んじゃうなら、その技を切って終始笑顔でやりきる構成も悪くはないと思います。完成度も高くなりますしね。学際でOPの捻りツーハイ粘りすぎてぐだっちゃった結果出来の悪いレイアウトツーハイになっちゃったのは本当に反省しています。
ただそこの見定めって本当に難しいですよねー。。。切るか切らないか迷ったら切る。ってことをできたらその演技はきっと成功すると思います。時間は有限ですからね。
チアの「目的」と「手段」、もう一度再確認してみれば来年はもっと満足のいく構成が出来上がるんじゃないかと思っています。頑張れ構成担当！！
「チームのため」に動いて欲しい
長々と書いてきましたが、これが一番後輩に伝えたいことです。ちょっと辛口なこと書いてしまうかもしれませんが、最後まで読んでください。
歴代の先輩たちが、そして私たちがそうなるように頑張ってきたように、後輩にもいいチームを作るためにこれから試行錯誤して頑張ってほしいです。この「いいチーム」であるために必要なことって何だと思いますか。沢山の答えがあると思います。凄い演技ができるチーム、練習が楽しいチーム、仲がいいチーム。
私の考えでは、「チームの構成員全員がチームのために動けるようなチーム」がいいチームです。チームチームうるさくて意味わかんないですね。要するに、皆もっとチームのため、MAXONSのために行動しようぜって話です。
例えばです。自主練に早く行くこと。これは自分の技術の上達のためっていうのは勿論、チームで何か技を練習する機会が増えるという「チームのため」にもなります。
SNS班やクラファン班から頼まれていた提出期限を守ること。これもそれぞれの円滑なオペレーションに繋がるため「チームのため」と言っていいでしょう。
はんぺんに寝っ転がって休憩する。これは自分はたくさん休めて幸せですが、スタ宙を練習したい人の邪魔になりますし、全体の雰囲気をぐだらせかねないため「チームのため」にはなりません。
よく人に文句や愚痴を言う。これも言った本人はすっきりするかもしれませんが、まあまず「チームのため」にはならないでしょう。
急にわかりきったことをぐだぐだとすみません。でも、普段練習で会っていると、たまにチームよりも自分を優先して行動している様子が見受けられる部員がいるな、と感じてしまいます。上記の後半二つとかはそれの例です。悪気はないんでしょうがやってる人いますよね。
正直な感想を書いてしまうと、次世代は構成練習中に誰かが仕切っている横でずっとしゃべってる人、練習に文句言う人がまだいて、それを制する人も少ない印象です。チームより自分を優先して動いてる人。12,13期は一人一人の個性が光っていてとっても面白い代だし、チアの実力は絶対に過去最高レベルなのにと私はもったいなく感じてしまっています。そんなチームでは先に言った「すごい演技ができるチーム」「練習が楽しいチーム」「仲がいいチーム」のどれも達成できません。
そういった点で、皆、もう少しだけ、MAXONSのことを考えて行動できるんじゃないかと思うんです。ほんの些細なことからでいいんです。言われていた締め切りをちゃんと守る。遅刻しない。自主練に早めに行く。そういったことを当たり前にしたうえで、自分がMAXONSの一員であることを自覚し、お互いを尊重しあってチームのためにできることをしていく。そういうことを積み重ねていけば、最強にいいチームがいつの日か完成すると思います。一人も欠けてはいけません。全員が、です。
だいぶ抽象的な話になってしまいましたが、これが一番の私の願いです。是非心に留め置いて欲しい。MAXONSの活動を通して、「チームのため」に動けるようになるやつが今後増えたら、それはもう嬉しいことこの上ないです。これは学生が部活をやることの意義の一つでもあるしょう。
一応言っておきますが、チームのために行動しろ、他人を慮れと言ってきましたが、これらは自分の意見を出さないようにしろよ、と言っているのではありません。むしろ逆です。お互いがお互いの考えを理解していないとチームは成り立ちません。同調圧力に屈さず、ちゃんと意見交換できていますか。次世代は自分の意見を前面に出さない人が何人かいる印象ですが、意見をぶつけ合うのは目標を共有するうえでとても大切だと思いますよ。
以上になります！！ここまで長々と読んでくれて本当にありがとう！！
後輩にわーーーっと自分の考えをぶつけたので、最後にお世話になってきた方々へのメッセージでこのブログを終えたいと思います。
9期の皆さま
入って1カ月足らずで急に立てついてきた意味不明な自分を、最後まで面倒見てくれて本当にありがとうございました。9期引退構成を見て、「こんな風に引退したい」って思うようになりました。引退直前の今でも、いや今でこそより一層そう思います。あきさんはスタンツ組むことも多くて、アピールかっこよくて、チアに対する情熱がすごくて、いつまでも私の憧れです。
ここまで読んでくれている9期の先輩いますかね笑 もしいてこれ読んでたら、絶対飲みに行きましょう！
10期の皆さま
10期には、チアを楽しむということを教わりました。去年は私が一番のびのびとチアができた一年でした。毎練習、行って先輩たちと話すのが最高に楽しかったです。そして最後には歴代最強のとんでもないマクステを残して引退しましたね。本当に尊敬です。
当日のお手伝いもありがとうございます。本番の僕たちの演技楽しみにしててください！
のぶさんは一緒にサンロッカーズやったのが最高の思い出です！その仁徳を本当に見習いたいです。今年は協賛も手伝ってくれてありがとうございました。また一緒にチアしたいです。本場（？）のシングル見せてください！来年10月の開幕節、二人で一緒に見に行きましょう！！
よしひろさん。何から何まで本当に頭が上がりません。今年の主催公演の成果の8割はよしひろさんのお陰です。仕事やってもらったこともそうですが、俺がキャパってた時に励ましてくれたのも本当にありがたかったです。あと数日、まだまだ頼ることになってしまうかもしれません。。。というか本番の後もおそらく全然頼ります。。。一緒にやってくれたら嬉しいです。本番も責任者よろしくお願いいたします！
大好きな先輩と言ったらしんのすけさんが浮かびます。本当にいろいろなことを教えていただきましたし、一緒にチアするのは最高でした。俺に悩みがあるとき、いつもしんのすけさんが一番早く声をかけてくれました。しんのすけさんって日常からもうチアリーダーですよね。ずっと周りに笑顔が絶えないですもん。まだまだこれからもたくさん仲良くしてください。ずっと俺のチアリーダーでいてくださいね♡
まっちゃんさん
大会期が楽しかったってたくさん書きましたが、間違いなくたかゆきと、まっちゃんさんのお陰です。俺ほんとにまっちゃんさん好きなんですよ。部活というものにひたむきで、俺のことめちゃくちゃ面倒見てくれて。本当にありがとうございました。本番スタ宙たくさん飛びます。ヒットプルも飛びます。お楽しみに！！
それでもって、これからもよろしくお願いします笑笑
青木さん
気づいたらすんげーお世話になってました。いつからでしょうか。。。いつも縦のつながりの大切さに気付ける場を用意してもらってありがとうございました。青木さんいなかったら先輩とも後輩ともこんなに仲良くなれていないです。それに、ものごとの考え方で本当にさまざまなことを学びました。これからもよろしくお願いしますね。
家族
こっぱずかしいけど、まさやがお母さんに書いてたの見たので俺も書いてみます。
遠い赴任先からいつも見守ってくれている父さん。何かと面倒見て、おいしいパスタ作ってくれる太郎。そして夜遅く、いつも温かいご飯を用意して待ってくれていた母さん。二人で暮らしてるのに全然家に居なくてたくさん迷惑かけたけど、いつも応援してくれてありがとう。
3人の支えがあったのでここまでやってこれました。
引退公演やりきります。是非観ていて下さい。
はい！終わりです！
言いたいこと全部言えたと思います。
同期は恐らくこれからもたくさん会うでしょう。その時にたくさん話しましょう。
ただ一つここに書いておくとするなら、君たちと同じ代で本当に良かった！！
同期に恵まれすぎました。最後まで皆頑張ろう。
明日は練習長たかゆきの引退ブログです。お楽しみに！
11期ベース やまと