全国のMAXONSファンの皆様こんにちは、MAX ON THE STAGE 2023統括を努めます!


9期あきです!!


順番的には最後になってしまいましたが、気持ちは2番手です、よろしくお願いします!



ついに書きます、引退ブログ!!7期の引退ブログを読んで涙目になっていたのがちょっと前、8期が引退したのが先月のように思えて時の流れの速さをふつふつと実感しています。寒さも本格的になり、いよいよ引退か、と寂しいような嬉しいような気持ちです。


まず初めにご注意ください。このブログ、かなりの脱線、身内ネタ、自分語りを行います、苦手な人は注意してネ。


さて、さっそくマクステ2023ですが、たくさんの関係者の方、OB,OGさん、カメラマンのチャンメイさんことオカベメイさん、照明の小林世維さん、スタッフチームの皆さん、ご協賛いただいた皆様、プロデューサーのLENさん、すべての関係者の皆さまのご協力なしには成り立たないステージになっています。この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。マクステ2023は9期代MAXONSのすべてを詰め込んだ1秒たりとも目が話せない単独公演となっています!!来て下さる皆さんを絶対に後悔させないステージになっています!!お時間空いている方!!ぜひ!!会場まで足を運んでくださいねー!!



引退ブログ、何を書いてやろうかなーって考えたときに、今まで苦しかったこと、辛かったこと、やめたくなった思い出などを憂さ晴らしのように列挙してやるのも、みんなとは違う引退ブログになっていいかなーとか思っていました。

でもやっぱり2年半のMAXONS人生を振り返ってみると、楽しかったこと、嬉しかったこと、喜んだことのほうが圧倒的に多く、辛い思い出ですべてを塗り替えてしまうのはあまりにもったいないと思ってしまいました。なので、やっぱり僕の引退ブログは楽しかったこと、嬉しかったことを軸に書き、途中の思い出もできるだけ書き起こしてみようと思います。ですが文才が本当にないので、だらだらと思い出を小学生の絵日記みたいな文章で綴るかもしれません。よろしくお願いします。


さて、では無難にMAXONSとの出会いから話していきましょう。僕が初めてMAXONSのことを知ったのは1年生の4月あたりTwitterで新歓やってます!みたいなノリのツイートを見たときでした。そのときは男子チア??野球応援とかするのかなー、こんな団体もあるんだー、みんな髪派手だなぁ、くらいにしか思っていませんでした。

なので、あまり興味がわかず、MAXONSの体験練習やご飯会なども全く行っていませんでした。当時はコロナも流行っていて活動規制がちょっとゆるくなったくらいであんまり新歓とかも面白みのある活動はあまりなかったし、まあサークルなんていくらでもあるし、そんな焦って決めなくてもいいでしょ。なーんて思っていました。

そんなかんじであっという間に6月になり、周りのみんなは所属サークルや部活を決めている中、自分だけがどのサークルにも惹かれず、属さず、本当にどうしようかなーと思っていました。せっかく大学に入ったのに新しい交友関係や、自分の知らない面白いことをできる機会を、新歓にいかなかっただけで逃すのはもったいなさすぎると思い、急遽ビビッと来るサークル、部活を調べ始めました。

4.5月の僕は周りの知り合いが行く新歓についていくだけというスタンスだったので、その知り合い達が属する団体を決めてしまうと自分も新歓に行くことができなくなり、情報もシャットアウトされてしまう。という感じでした。なので、サークル、部活の探し方はひたすらTwitterで#都立大新歓と調べるだけでした。そして6月も半ばになり、もうサークル入るのとか諦めようかなーと思っていた頃、4月から始めた塾のバイトで同じ都立大の航空のやつがいると聞きました。そいつがどんなやつなのかバイトの先輩に聞いてみると、何やら世にも珍しい男だけのチアリーディングの部活に属しているとのことでした。

そこで思い出しました、派手髪イカつ目男子チアという部活を。正直、本当にそんな部活に入っているやつが同じバイト先にいるなんてまあまあ引きました。まあでも話聞くだけならタダだし、同じ都立大だし、同級生だし、話しかけるいい口実だと思って、先輩から話を聞いたその日にそいつに話しかけました。それで、あのー、すみません。みたいな感じで話しかけてみたら、目つきは悪いけど喋り口調は優しげで、案外仲良くなれるかも?みたいに思いました。

それでMAXONSに興味があることを話してみると、そいつは具体的な練習内容や活動日数、新入生の数などいろんなことを教えてくれました。わりかし活動日数も優しめだし、先輩たちもいい人たちが多いと聞いたので、入部期間は終わっているけど見学に行ってもいいかなーと聞きました。そしたらそいつは二つ返事で先輩にきいてあげるねーといってくれました。こいつ、目つきは悪いけどいいやつだなーと思いました。これがMAXONS 9期平社員のあきとつばさの出会いでもあり、僕がMAXONSのことをよく知ろうとする第一歩となります。



・相棒(?)つーとん


次の日に体験練習でない、ただの練習を見に行き、チアリーディングが面白いということはよくわからなかったけど、先輩がとにかく優しくて、こんな何もできないやつなのに入ってよーって言ってくれるし、チアリーディングの演技に取り組む歴代先輩の演技姿はとてもかっこいいけど、自分がそうなれるのかなんて全く想像できないけど、部活はとっても居心地が良く、この感じで2年半過ごせたらきっといい思い出になるなって思って、不安と期待を胸に、練習の帰り道に7期代表のまことさんに入部する旨のLINEを送りました。そう!なので、僕は9期の中で一番遅くに入部したことになります!



・入部しましたー♡


今でこそジムに行き、ご飯もちゃんとたくさん食べようと思っていますが、入りたての僕は体重が54kgほどしかないただのテニス部上がりのガリガリ人間でした。2年半で10kg以上増量しました!引退してからも筋トレは続けます!だいすけつばさに負けません。




そして晴れてMAXONSに入部しますが、僕は同期と一ヶ月以上遅れて入部したので、同期とはとてつもない実力差がついていました。なんとなく同期同士も仲よさげで、もうコミュニティとか完成しているのかなーと、自分が入っていくのもためらって一人でいたら7期のぞみさんが最初に声をかけてくれました。あのときののぞみさんの先輩感に心奪われ、かっこいいなー、あんな先輩になりたいなー、と思いました。なれたかなー、自信はありません。

同期のみんなは、最初のルーティンを先輩と一緒に流れ作業みたいにこなしているのに、自分だけエレエクポップの練習なんてしていてちょっぴり疎外感みたいなものを感じていました。早くみんなとおんなじ練習して、新しい技とかにもチャレンジしたいなー、なんて入部して一週間も経たないのに、生意気にも思っていました。

そうしているうちに初の外部イベント、チアコンに出るため鉄板構成Payphoneの構成練が始まりました。最初のモーションは覚えられないし、OPトスのアピールは恥ずかしいし、ダンスも覚えられないし、ずっと技に入れず移動ばっかりやっていました。

それでもそんなに不満は感じず、みんなで一つのことを作っていっている一体感みたいなものが楽しいようなうれしいようなで、幸せな初期payphone時代を過ごしていました。が、全く技に入れていないわけでもなく、これから先2年半のアイデンティティになる、上げ隊ベースとしてツーハイに人入れしてもらいます。当時はトスとか全然人入れしてもらってなかったのに、なんで急に重要そうなポジに俺入れるの!?

しかも、こうすけさん、なつきさん、しゅんさんで全員7期の先輩じゃん、ミスったらやばいなー怖いなーってビビってました。でも今思えばPayphoneのツーハイであの強い堅い基に入れてもらえず、継続的に自分だけを育ててもらえなかったら、ずっとただの下手なベースになっていたなーなんて思ったりもしています、本当にありがとうございました。



・中身もイケメン、見た目もイケメン希さん


そして迎えた7月後半のデビュー戦、モーション、ダンスは一番うしろだし、スタ宙も飛ばない、同期や先輩に比べて、入っている技はツーハイの上げとラストのトスだけ。キャパることもないし、体力がめちゃくちゃしんどいわけでもない。

それでも、みんなで必死に作り上げてきた演技を披露することがワクワク、ドキドキで、短く儚い一瞬のものでした。楽屋に戻ったあとも冷めない高揚が、人生で初めての経験で、こんな事できる部活に入ってよかったーって思いました。そんなデビュー戦でした。




その後に練習し始める夏構成でも、自分が入る前から人入れが決まっていて、出番がそれほど多くなりませんでした、移動とジェネとダンス、たまにトス。のような感じでした、なんとなく演技することにも慣れてきて、おもしろくないなーって感じ始めてる段階でした。

あと夏あたりから本格的に宙返りの練習をし始めます、きっかけは本当に覚えてないけど、たぶん簡単そうにくるくる回る先輩を見て、憧れて、なんか練習してました、嫌な顔せず補助してくれた先輩方、本当にありがとうございました。夏休み中に1人で回ろうとか、いつまでにできるようになるぞ!とかあんまり考えてなくて、空いてる時間があればひたすら回してもらう、みたいな感じでした。スタ宙をすることは楽しい?けど夏休みにドデカく披露するわけでもないのに、なんでこんなことに時間を使わなきゃいけないんだろう、なんてぼんやり考えていました。そこで、まあまあ?そここそ?仲の良かった同期のたかや、ゆずや、ごうきが部活やめようとしてることを体育館からの帰り道で聞きました、

それに流されるように自分もモチベ上がらないし、チアをやる楽しさよりチアをやる辛さの方が勝ってるし、いいきっかけがあればやめよっかなーって考えてました、そしてある練習、たかや、ゆずや、だいすけがとうとうまことさんに部活を辞めようとしてることを伝えていました。おれとごうきは一緒についていく勇気が出ず、エアロバイクの所で待っていました。まあ当然引き止められ、マクステ2021が終わるまで辞めさせないと言われていました。



・RITZも人多いな


その後も、新しい構成の練習などが始まりますが、やっぱりあんまり熱がない、しょうがなく練習をしてる感みたいなのが抜けず、ああこれ、同期の誰かが抜けたら連鎖的に抜けてくなー、と思いました。

そして学祭が終わったタイミングでゆずやが辞めていきました。学祭の全体ミーティングで辞めることを、みんなの前で伝える前に伝えてもらっていましたが、その時は結構衝撃で、あ、本当に辞めちゃうんだ。


辞めるのってもしかしたら結構簡単なことなのかもな、って思いました。でも学祭で初めてちゃんとしたステージで演技して、演技することの楽しさをもう一度感じました、スタ宙は立てなかったけど、本番で何か新しいことすることの楽しさとか、お客さんの前に立つこととか、歓声とか、デビュー戦での感情も思い出すことができました。

打ち上げ後、だいすけと2人でだいすけの部屋で話しました、マクステまでは本気でやってみよう、たかやはマクステでやめるって言ってたけど、もしかしたらマクステを経て変わるかもしれない、たかやもごうきもやめるってなったら、それはまたその時考えよう。って言ってお互いを鼓舞しました。


学祭が終わり、いよいよマクステ一直線の練習が始まりました、ゆずやが抜けた2段の技に入れてもらえました、ゆずやが抜けたことは悲しかったけど、やっぱり技には入りたいし、見せ場みたいなところがあるのは嬉しかった、そしてこのあたりから2021MAX構成でヒットプルを飛ぶためにヒットプルを練習しはじめます、最初は補助付きながら回っていたけどこれが本当に難しくて、何度も足首痛めたし、何度も死にかけました。

この時初めて、宙返りをすることが怖さを伴うことだと気づきました。

そして恐怖心を持ったまま12月の頭、全通しの前にみんなでヒットプルを飛ぼう?みたいな時間の時に初めて1人で立ちました、あの技が終わった後の、なにもわからず立ててる、自分は驚いていて周りは喜んでる、あの感触がやっぱりめちゃくちゃ嬉しくて、この技だけは手放したくない、そう強く思いました。しかし!!ヒットプルを立った直後くらいに、入部してからずっとあった腰の痛みがひどくなりはじめ、病院で検査することを決めました。腰椎椎間板ヘルニアでした。MRI、レントゲンなどの検査を経て、あまりにも炎症が酷く、痛みが続くようならチアリーディングができなくなるかもしれない、手術が必要になるかもしれないと言われ、頭が真っ白になりました。

ちょうどマクステに向けてたくさん練習もして、構成にも入れてもらえたのに、とちょっと不貞腐れてました、大々的に発表したら技が切られるかもしれないと思い、なつきさんと同期にだけ検査結果を打ち明けました。

その判断が正しかったどうかはわからなかったけど、マクステが終わるまで出来ることはなにもなかったので、なんとか痛みを紛らわして部活ができるよう、鎮痛剤をたくさん飲む生活でした。


•D


そして腰の痛みと同期のゆくえを胸に秘めたマクステ2021がやってきました。スタ宙もヒットプルも立てなかったけど、腰の痛みで動けなくなるとかはなかったし、大きなミスもしなかったし、なにより大好きな7期の引退構成、まあまあ序盤から泣いていた気がします、泣きすぎてあんまり記憶がないけど、1.5アップツーハイが過去一綺麗に決まってて余計に泣いたのだけは覚えています。アンコールでもめちゃくちゃ泣いたし、打ち上げでもめちゃくちゃ泣いた。マクステ2021がおわったらやめよう、なんて考えている自分はどこにもいなくて、ただただ7期ともうチアできないことが悲しかった。ごうき、だいすけ、たかやがどう思ってたのかはわからなかったけど、みんな同じ気持ちだろう、マクステが終わったからこそ、前を向いて進むしかないだろう、ただでさえ人数激減なんだから、誰1人として欠けちゃダメだとみんな思ってると、勝手に思っていた。新世代MAXONSも頑張るぞ!という気持ちでしかなかった。



・一生尊敬してます、きょうへいさんなつきさん


たかやがやめた。

あっさりだった。新体制になった最初の部活にいなかった、たしかに辞めると宣言していたけど、マクステを経て気持ちが変わると思っていた。マクステがおわったらみんなでやめようって言っていたのに、残って、引き止めることなんてできないと思った。それでも悲しかった、辞めてほしくなかった、チームはどうなると思ってるんだろうって思った、勝手に心変わりしてくれるだろうって思って、残ってくれるだろうなんて自分勝手すぎるって思うけど、それでも辞めてほしくなかった。それでもしょぼくれてたのは1日2日で、自分にできることを精一杯、まずはpayphoneの構成担当から頑張ろうと思った。



初めての構成担当は、思った以上にストレスのかかるジョブで、うまくいかないことだらけでした。カウントは間に合わない、人入れも動線がぐちゃぐちゃ、でかい声は出ないし、指示も通らない、何もかもダメダメでした、練習進行や雰囲気作りなどどれだけ7期頼りになってたかわかった、しかし新歓構成、ヒットプルで人入してもらい、マクステ2021のリベンジをしようと誓ったが、新歓構成もpayphoneもトップ、スポット3人に対してベース4人、両方の構成が相当ハードな運動量だったし、3段も1基も立てないが、まずは初イベント、2022KOCのOPEventに向けて作られている構成をなんとか間に合わせようとした。

しかし、歓とpayphoneの2構成しかないこの時期、構成担当のモチベーションも上がらない、毎部活同じことの繰り返し、できないことの繰り返し、演技の質はどうやったら良くなるのか、他の男子チアチームに恥じない演技ができるのか、慣れないことをやり続けることへのストレス、自分で仕切らないと練習が滞るプレッシャー、軽く病んでいた、もういっそのこと辞めてやろうかと思った、でもここで辞めたら負けっぱなしでチームを離れることになってしまう、それは嫌だと思った。

でも練習を休むようになってしまった。そのせいかKOC OPEvent本番、かつてないほど緊張した、うまく眠れなかった。その結果全上げとは程遠い結果で、構成担当初陣、大敗北だった。なにが悪かったのか考える、8.9期イベントデビュー戦だったから?エキシビジョン的な扱いで気が抜けていた?アップが足りなかった?確かに雰囲気はちょっとぼんやりしていたかも?他チームが見ている中で緊張した?わからない、わからない、わからない。自分の力不足を痛感し、春オフに入った。春オフで腰椎椎間板ヘルニアの手術を一度挟み、痛みは改善されたが、引退まで持たないかもしれない、セーブして過ごすように言われた。春オフの思い出は全然ない、手術して、入院したらそれで終わっていた記憶しかない。



・この時期写真少なすぎる


そしてオフ明け、チームは新歓構成の大詰めに入るがいまいち練習に身が入らない、新歓構成は一本通すだけでめちゃくちゃしんどいし、新歓がんばっても新入生が入ってくれる保証がない。でも8期のSNS担当の方や新歓構成担当のこうへいさんがチームのためを思って、SNSを動かしたり、構成を考えてくれている、無下にはできないと思い、最低限モチベーションを奮い立たせ練習に臨んだ。この頃のだいすけがひたすら暗い顔をしていたのを覚えている。



・まなとさんが笑うのは演技の時だけ


新歓イベント1発目、サークル紹介ではたくさんの新入生が演技を見てくれた、体験練習ではたくさんの新入生が参加してくれた。自分の想像以上だった、本当に。MAXONSに興味を持ってくれる人がこんなにもいるのか、と。胸が高鳴った。また人数が増える、新しいことにチャレンジできる、活気ある部活に戻れる、そう思った。そう思ったらなんだかモチベーションが湧いてきた。自分勝手だ、つくづく。

春オフ前には新歓を見てくれる新入生がいる保証なんてないからがんばる気になれない、なんて思っておきながら、実際新入生が見にきてくれるとやる気を出す。自分勝手というか、かっこ悪い、そんなチアリーダーになりたくていままで部活をやってきたわけじゃないだろ。もっと人の心を動かす、いかなる時も笑顔で、活気に満ちている、偉大な先輩方のようなチアリーダーになりたかったんだろ。

これからは先輩にもなるんだ、もっと明るく引っ張っていかないとだろ。7期のような先輩になるんだ、と思った。そう思えばMAXONSの活動も増えてきた、大阪遠征、シーガルズコラボ、星の王子さまなど、どれも本当に素敵な思い出たちだ。



・初9期会 大阪



・新幹線でマリカーしましたね


新歓が終わり、10期プレイヤー12人、マネ6人で新生MAXONSが動き始めた。そしてここから憧れのなつきさんの背中を追って夏構成を作り始めた、payphoneも夏構成もやるんだ、構成担当として技術も、雰囲気も部を盛り上げよう、そんな決意とともに2つの構成担当を始めた。

しかし、現実はうまくいかず、6月の段階で10期プレイヤーが3人抜けた。payphoneを3回、夏構成を2回作り直した。ハッキリ言ってやってられなかった。偉大な先輩方の影を追って夏構成担当をやり始めたが想像以上のギャップに折れてしまった。自分なんかが先輩方みたいになれるわけはなかったのだ、何度も何度もそうなろうとしてきたが本当に無理なんだ、何かが違うと気づいた。なんだ?どうして??8期が違うのか?だいたい8期はなんなんだ、2月から俺ばっかり構成担当で、俺ばっかり声出してる、部活を引っ張っていかないのはなんなんだ、ちゃんとやってくれよ先輩として、幹部代だろ、9期のことも引っ張っていってくれよ。と自分の不甲斐なさ、実力の及ばなさを棚に上げ、8期へ不満の矛先を向ける。そんなことをしても意味がないと気づけない、完全にどうかしていた。でもこの頃はいくら考えても何もわからず、相談もできない。そしてシャオンさん、まなとさん、こうへいさんに、8期が幹部として頼りない、このままずっとこの雰囲気なら本気で辞めようと思っている、ということを伝えた。本当に、心の底から変わって欲しかったわけではないと思う、たぶん8期が幹部らしくない、頼りないということを盾に責任を押し付けたかっただけだ。自分が理想としている先輩のようにできないことの原因を8期に押し付け、やめようと思っていることを盾にして言いたい放題言った。

最低だ。とはいえ、不満は事実不満だった、そして変わるからと、辞めないよう説得され、payphoneの構成担当をりんさんに渡すよう打診され、これを飲む。不満を打ち明けることでジョブが減り、8期とも部活運営の相談ができるようになり、もう一度、憧れの夏構成だけはやり切ろう、そう誓った。


夏構成を本格的に取り組むようになってからは、練習中に厳しく振る舞うことも、大きい声でチームを鼓舞することも、後輩にアドバイスをすることもできるようになった。やっぱり気の持ちようが人を変えるみたいだ。そして10期デビューイベントのゼルビア、宮上小、チアコンが無事に終わり、夏構成初お披露目のマクフェスを目前にした時、MAXONSは忘れられていたあいつの存在を思い出した。

そう、新型コロナだ。こいつのせいで本番1週間前にも変わらず全員揃っての練習が一回もできない、という事態になってしまった、でもさすがに練習はたくさん積んできたし、大丈夫だと思いたかった。しかし、募る危機感、蘇るKOC OP Eventの悪夢、不安でいっぱいのまま当日を迎えた。夏構成自体はどの技も決まりはよかった、一安心した、なつきさんにもOBさんにもたくさん褒めてもらえた。

嬉しかった、ようやく報われたと思った。しかし、新歓構成、これが良くなかった、明らかに準備不足、爪の甘さが出るステージとなり、来年はもっと完成度の高いステージにしようと決意した。

その後に続くサマラン、合宿(?)夢の島、純心祭、みやこ祭でも披露し、構成担当として短い時間で通すコツ、毎練習成長できる練習の組み方、通しで心がけること、当日アップの段取りなどいろいろなことが分かりはじめ、構成担当というポジションが誇らしいものとなってきた。かっこいい先輩に近づけている感じがして嬉しくなっていた。みやこ祭後の11月にもう一度腰の手術を行う、よくなっている傾向が見られるらしい。引退までもつかも?と言われた。


・フェスは好き!ずっと続くといいな


そうしてたくさんのイベントを経験し、1年があっという間に過ぎ、気づいたらマクステ2022がすぐそこまできていた。リハの日、気づいたらだいすけが泣いていて、ごうきは捻りができるようになり、つばさはトスハン、てるは代表になろうとしていた。ここで気づく、個人的な成長がなさすぎる。タンブはロン宙から進化しない、シングルなんてやったことすらない、スタンフルも練習はしているが一向に床でできそうにない、9期の中でおれだけ何も持ってない、なんとなくそう感じた。このまま幹部代に突入していいのか?俺が憧れていた先輩は個人技でも輝いてる人たちばかりじゃなかったか?8期引退前にいくつも??が浮かぶ。


そうしてマクステ2022が来て、圧倒的実力の8期が引退した。めちゃくちゃ泣いた。たぶん7期の時より泣いた。あれは本番のMAX構成、翼と並走タンブを走り終えて、練習でもほとんどなかったほぼ全上げだと気づいた、またそれと同時にあれだけ一緒にチアしてきた8期と、もうチアをすることができないことにも気づいた。そう思ったら幕裏で声を出して泣いていた、夏にあれだけ頼りないと言っていた8期が今やどうやっても敵わないくらいの先輩になっている、一人一人がアツいことをいうタイプじゃないけど行動でアツいところを見せてくれる。なんてかっこいい先輩なんだって、気づくのが遅過ぎた。もっと早い段階ですごいと面と向かって伝えたかった、尊敬の念を伝えたかった、引退されたらさみしいから引退してほしくないと伝えたかった。でももう遅かった、気づいたらゆうたさんがロン捻してて叫んでた、声が枯れるくらい泣き叫んで喜んだ。りんさんのバタフライバース見て感動で泣いた。シャオンさんのウォークイン失敗で笑い泣いた。全員にこんなにも確立されたキャラクターがあって、やっぱり8期はみんな大好きな先輩だったな、引退してほしくないなって思った。9期でやっていけるかなって心の底から心配した。



・こうへいさんにアルハラするの好きでした


そうして年明けついに来た、9期幹部代みんなのこと説得して出場した大会、ここが第一地獄期でした。てるが構成担当をやると言ってくれたが、今でもたまに考えてしまう、俺が構成担当をやっていたらどうなっていただろう、と。大会構成はてるにとって初の構成担当だった。自分の経験からもわかる通り、初の構成担当はメンタルはしんどいし、進め方も合ってるか不安になる。

当然大会となれば2段、3段の技はもちろん、ポイントやボディポジションにも意識を向けなければならない。しかも1.2.3月は毎日同じ構成、同じことをやらなければならないので、モチベーションの維持も難しい、そんな構成を初めての構成担当がやるなんて超スーパーウルトラハードだ。だからこそ最初の頃、俺はてるに改善案や意見を伝えた、てるも最初の構成担当、代表として気合いが入っているように見えたが、構成担当こそモチベーションの維持が難しいことを忘れていた。そうしてだんだんとてるがおれの話を鬱陶しがるようになっているように感じた、事実、自分自身言葉選びが得意な方ではないし、厳しいことを言ってしまったこともあったかもしれない、そうしててると話し合いがしにくい環境になってしまった。そして俺はほとんど全てをてるに投げ、大会構成に口出ししないようになった。今でもこの時もっと寄り添えていたら、と後悔しかない。そして迎えた大会、結果は最下位。

わかっていた、でも現実を受け止めるのは相当辛かった。後輩にも詰められた。9期が幹部代としての強さを持ち合わせていないことを認識させられた。そしてその直後9期ミーティング、俺はてるに代表として代表が辛いなら辞めてもいい、というかできないなら降りるべきだ。と言った。もう少し言葉を選んだ方が良かったかな、でも言い過ぎたとは思ってない。ここからてるが変わってくれることを願って、あまりてるのことに口を出さないようになった。向き合うことから逃げた。ごめん。


そして新歓期、10期よりも多くの11期が入部を決めてくれた、実は新歓構成、RITZコラボ構成担当でした、構成作り、練習進行もだいぶ慣れてきて、あまり悩まなくなった。自分のチーム内での役割がわかるようになってきた。

来年はリーディングチームとのコラボがみたいな。


夏にはマクフェス統括も務めた、ジョブで死ぬって思う時もあったけど、いま振り返ったらマクステのいい予行練習になったなって思いました、このあたりからチームがまとまりはじめて、統括として安心してました、これから先もマクフェスが続くといいな、来年のフェスは5構成だよね、期待してます



・レンさん、ちゃんめいさん、いつもありがとうございます!


そして夏からMAX構成担当を始め、みんなの協力のもと、自身5構成目のMAX構成が最高傑作です!夢のあの技、が2つも!?あの時できなかったあの技、こんな技できるんだー!と!盛りに盛った最高傑作です!ぜひ!当日楽しみにしててくださいね!!後半、特に3年目は全然書くことがありませんでした、というか文字に起こすまでもなく、思っていることばかりでした。たくさんの方にご理解ご協力いただけること、OB,OGさんが練習、イベントなど見に来てくれること、可愛い後輩がたくさんいて慕ってくれることと、マネージャーさんが当たり前に部活に来て、動画を撮ってくれること、みんなで揃って事故なく部活がし続けられること、思えば2年半、迷って折れて挫けて憧れて説得されて、もうやめてやる!!!って思ったときもあったけど、先輩方のチアリーダーぶりに憧れて、背中に追いつきたくてどうにかここまで続けてこれました。


7•8期のみなさんへ

ずっとデカくてカッコいい背中で引っ張ってくれてありがとうございました。ずっと永遠に憧れであり目標です。


10期へ

幹部代の自覚ないやつの方が多い?まとまりない?コミニュケーション取れない?仲悪い??でもやる時はできるって信じてる、ポテンシャルはめちゃくちゃあるんだから、これからは全員で同じ方向向いて進んでくれ、どれだけ揉めてもいい、自我を出してもいい、その分たくさん話せ。その分ちゃんとコミットするという責任を持て。後輩気分はあと5日で終わりだぞ、ちゃんと味わっとけよー!



11期へ

チアのポテンシャルあるやつ多い、チームのこと考えられてるやつ多い。10期よりしっかりしてると言わざるをえないくらいしっかりしてるやつが多い、チームとして危なくなったら10期のことちゃんと支えてあげてな、頼んだぞ、次世代はお前らにかかってる


・かずと

何やってもセンス抜群でたいせい、たかゆきに負けないタンブラーになる気がする!!トーテムも一発で決める!ミドルとしても将来有望過ぎるし、1.5軸のセンスもめちゃくちゃ良い。何よりアドバイスの吸収能力が高すぎる、謙虚な姿勢がめちゃくちゃ良い!あとは自分の能力を言語化して、まとめて同期を引っ張りながらチームを引っ張れ!!怪我には気をつけろ!


・ゆうき

柔軟パートナー、コソエニ同盟。ゆうきとはいろんな思い出があるなー、毎日毎日お互い叫びながら柔軟したり、エニに集中しすぎて終電逃した時、バイクで家まで送ってくれるなんてこともあったねー、MAXで大技にいれてることからもわかるように、俺はゆうきのミドルとしての才能にめちゃくちゃ期待しています、先輩にも意見できるっていうのはシンプルにチームとしての強みになると思う!これからはお前が盛り上げ隊長だ、シャーいう時口デカくて好きだよ、引退してもエニ誘ってな。


・たかゆき

本当にこの1年は災難だったなーダブべもうまい、シングルもやりたがる、ドベとしても強い、同期を引っ張れる、先輩にも意見できる、タンブの才能ありすぎる、やばいやつが入ってきた、、これからが楽しみだーなんて思ってたのに、ね。たかゆきは今持ってる武器だけでもチームに彩りを与えると思うから、無理せず復帰すれば大丈夫、チャリに注意!!!


・しんごす

しんごすーー、よく煽り合ってるけどそれもあとちょっとしかできないの本当に寂しいよ、よくおのしょ取り合ったね、今のしんごすのシングル見てると、俺なんかすぐ抜かれていっちゃうんだろうなーって思う!しんごすがエースシングラーになる未来もそう遠くないよね!!タンブもスタ宙もドベも全部頑張ってて本当に感心する、あとは三段、ダブべも自分から技の是非に関わっていければスムーズに周りを引っ張りながら練習進められると思うな!!


・たいせい

お前実はめちゃくちゃ可愛い後輩だよな、初めてロンバクスワンできたときに、あきさん、みてましたか??って駆け寄ってきたの結構本当に嬉しかったぞ。タンブはもう本当にエース級だと思うから、あとは周りを巻き込みながらチームをいい方向へ持っていけ!!


・しゅうた

誰よりも2段に熱心で自主練もよく来てる!偉いぞ!!今はまだ自分の武器を探している段階かもしれないけど、ひたむきにチアに向き合っていれば必ず見つかる!!その時まで諦めるな!!


・やまと

次期でか声番長!怪我で離脱してた分固定で上げ隊になると思うんだけど、もうトスだけは大丈夫!めちゃくちゃ上手くなってるから自分の実力を信じて新しい技にもトライしてな、やまとの遠慮せずにいつでもデカい声出すとこ、マジで好き


・のりのり

最近マジで上手くなったな、まさやが同期にいてプレッシャー感じるかもしれないけど、お前はお前のペースで大丈夫。焦らず自分の得意なこと、苦手なこととちゃんと向き合ってじっくり実力伸ばしていけ!笑顔だけは早急に改善しような


・まさや

一年で捻れた奴なんて歴代いないと思う!向上心も素晴らしいし、トランポリンに通い続けられるストイックさも本当に尊敬してる、怪我だけ本当に気をつけてな、まさやが来年、再来年どんなチアリーダーになるのかマジで楽しみ!!


・しゅうすけ

お前はすごいポテンシャル持ってると思うぞ、1.5も飲み込み早かったし、スタ宙もシングルもがんばってる、まだまだ欲張れる、もっといろんなことに手出してみろ、リワインドとか。


・はると

新歓期にデカい声出したいからスポやりたいって言ってたな、変なやつって思ってたけど、性格はめちゃくちゃ真面目でアドバイスの吸収能力高い、全部器用にこなす必要はない、何か一つでも極めろ、それが武器になる。


・ふみや

最初っから本当に上手かったよな、今じゃトーテムの上げも任されるくらい、でも油断するな、しゅうすけもはるともどんどん成長する、お前も新技やりたがれ、お前が1番強いスポになれ。


・はるのぶ

お前が代表やるの???まじで信じられないね。いつもスーシーから落ちる時手叩いて笑ってごめん、最後まで統括補佐よろしくな。


・しどう

お前も副代表???マジ??のぶのことちゃんと立ててやれよ、副代表と代表は表裏一体ってOBさんの誰かが言ってた。MAX3段全部と引退にまで入れてごめんな、全上げはお前にかかってる最後までよろしくな。


・すーも

まあたしかに練習長はお前か、周り見てチーム動かす、積極的にコミニュケーション取る、それだけでいい、とにかく安全面に注意してやる時はやる、切り替えさせような。本番で次世代の全上げ見れるの楽しみにしてる、負担ある役任せてごめん、よろしくな。


・たいし

しどうとどっちが強いミドルになる?闘争心燃やして伸びるタイプだと思うから、常に誰かと競え、誰にも負けるな。MAXしんどい構成にしてごめんな、全上げはお前にかかってる最後までよろしくな。


・しんのすけ

ケガと共に積極性をどっかに置いてきた?怪我する前のしんのすけはもっとギラギラしててどんな技にも積極的に絡みにいって後輩とかにアドバイスしてたよな?怪我してて実力落ちたと思うなら取り戻せ。アピール切ってごめんな、最後までよろしくな


・ともき

自責思考が強くなった?自分のせいだと思うな、ちゃんと分析して修正しろ、他人を責める強さを持て、どんだけ3段で使ったと思ってる?最後の最後におればっかりと組ませてごめん、頼りにしてる。最後までよろしくな


・なつみ

ダンス下手、アピール覚えない、ずっと下向いてる、自信がなさそう、お前の中でチアリーダーというのはどういうものかちゃんと考えてそれを忠実に遂行しろ、いつもドベありがとな、助かってる


・よしひろ

トップとしての自覚、ベースにリスペクトと感謝を持て。積極的に他者とコミニュケーション取れ、それだけで技の完成度が変わるはず、1番きついとこやらせてごめんな、最後までよろしく


・おのしょ

遠慮せずに全体でもっと発言できるようになれ、それがお前の強さになるはず、よしひろと比べなくていい、焦らずゆっくり、お前にはお前の強さがある、シングルたくさん落としたな、本当にごめん、お前がパートナーでよかった。最後までよろしく!


最後に


思えば2年半、迷って逃げて折れての連続でした。後輩に激励みたいなアドバイスをかけても、全然響いてないかもしれません。それでもまた気が向いた時に読んでほしいと思います、やめたくなったとき、チームで居場所がないと感じたとき、イベントで技落としたとき、どんな時でも。自分のMAXONS人生を振り返るとほとんど全て失敗から始まりました、成功より失敗の方が多いかったです、チームなんか大きいもの、1人で変えられるわけないと思っていました。違いました、自分1人の意識でいかに周りを巻き込めるかで、チームなんて簡単にころっと変わります。こんなへろへろの俺でも慕ってくれる可愛い後輩がいて、尊敬できるかっこいい先輩がいて、どんな時でもサポートしてくれるマネージャーさんがいます。信念だけを大事にしていれば、迷ってもいい、折れてもいい、逃げてもいいです。次に向き合う時に乗り越えられます。


さて、そんな僕のラストステージ、見せ場たくさんご用意してます、ぜひ12/22(金)、ひの煉瓦ホールで会いましょう!


9期 あき