・合氣体操
・受身 三往復
・手首を前に出して統一
・片手取り 転換
・片手取り呼吸投げ(恩賜、前方投げ、切り返し)
以上です。
片手取りの、転換。
ポイントは、みんなで確認したとおりです。
ただ、それらすべてのことをあまりにも考えながらだと、力が入りがちになる、意識も頭にいきがちになるから、頭で考えずしてでも行えるように、よく稽古していきましょう。
また、①体現できるということだけではなく、言葉にもできることのたいせつさ②投げと受け、についてもみんなに考えてもらいました。
私見ですが、、、
①
例えば、教えるときに、ただ見せるだけではよくわからないであろう動きって多い。
そういうときに、先生や先輩方に教えて頂いた際の"言葉"が役立ちます。
形をどう説明するかもそうだし、「つる」とか「ゆるみをとる」とかっていう特殊な言葉もそうだね。
あとは、自分では掴めている、いい投げやいい受けの感覚がある。しかし、その感覚って自分のものでしかないから、それを伝えるとなると、ピタリと言い表せる言葉ってなかなか見つかりにくい。
日頃から、どうすればもしくは何て言えば伝えられるかを考えて、体現できるよう練習することと同様、言葉にすることもたいせつにすると、来年再来年に活きてくる思うよ。
②
形の稽古をするときに、受身が投げに対して(統一体を崩してでも)無理に耐えると正しい形の稽古にならなくなったり、「投げられないなぁ…」というところからなかなか抜け出せなくなってしまったりする。
そこで立ち止まってしまうって、もったいないことだよね。
だから、「簡単には投げられないで耐えてみせる!」とか「力ずくでも倒してみせる!」」とかいうことを頑張ってお互い行き詰るよりも、
投げは受けの向かってくる速さや方向を感じ取る、受けは投げの下ろしやリズムを感じとる。
(①にも関連するけれど)投げも受けも感じ取ったことを言葉にして伝えてあげることで、
お互いがお互いにとっての砥石となるような稽古になるよう心がけると、
投げ受け共に、実りある稽古になってよいのではないかな、と思います。
とはいえ、効く技にできているのかが、もちろん氣になるよね。
形の稽古ができたなら、より統一体で耐えてもらったり、あとは、(けがには氣をつけて)新入生に技をかけてみたりするといいかもね。
さて、あしたはそれなりに動く稽古をする予定です。
やはり、たくさん投げたり投げられたりが楽しい方々、
冬休み中、運動不足の方々、
おたのしみに。