2024年1月、福岡のイチゴ農家での研修がスタートしました。
そこで私を待っていたのは、単なる「泥臭い重労働」ではありませんでした。
最先端…とまではいかなくても、そこには私が想像していた「昔ながらの農業」を覆す、
"現代的な農業"の姿がありました。
まず驚いたのは、ハウス内の環境管理です。
ハウス内の温度や湿度、日射量などを機械がリアルタイムでデータ化し、グラフとして可視化されていました。
なんとなくではなく、そのデータを見ながら
「今は温度が上がりすぎているからビニールを開けよう」
「この時間帯は湿度が上がるから注意しよう」
といった判断をしていたのです。
それまではの私は
「農業は勘と経験の世界」
というイメージしかありませんでした。
データを取り可視化することは機械があればでき、農業初心者の私がベテランの農家さん達に追いつく唯一のピースだと思いました。
その瞬間、私の中で新しい世界が広がったのを今でも覚えています。
さらに驚いたのは、経営の考え方です。
その農家さんは観光型のイチゴ農園を運営していました。ただイチゴを作るだけではなく、お客様への接客も重要な仕事の一つでした。
「また来たい」と思ってもらえるように、接客や雰囲気づくりにも力を入れていました。
そしてもう一つ、印象的だったことがあります。
観光農園では、お客様自身がイチゴを収穫します。
つまり、「農家側の収穫作業がない」ということです。
その分、人手を
・管理作業
・環境調整
・品質向上
に回すことができていました。
収穫という一番手のかかる工程を無くし、生産性をを上げるための仕組み作りがそこにはありました。
そして何より驚いたのは、その農家さん自身でした。
とにかく知識量がすごい!
作業の合間にも本を読んだり、情報を調べたりして、常に勉強を続けていました。
「農業は知識がすべてだ」
と言わんばかりのその姿に、私は自分の甘さを痛感しました。
同時に、勉強をし続けデータを武器にした農業が、初心者の私には必要不可欠だと考えました。
素晴らしい環境で、素晴らしい農家さんのもとで学ばせていただく日々。
しかし、学べば学ぶほど、私の中に一つの「問い」が生まれてきました。
「このデータを活用した農業を、もっと突き詰めたらどうなるんだろう?」
もっと効率的に。
もっと生産性を高めることはできないのか。
この疑問が、私を「福岡のイチゴ」という枠から、さらに広い世界へと連れ出すことになります。
今回はここまでになります!
次回、「世界基準の最先端農業にを知る!?」
最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!