*この記事はswingnatural.comにて2016年にアップされたものです*
こんにちはたいきです。
マスターズ、とても楽しかったですね。
松山英樹くんが優勝できなかったのは残念でしたが、
一流のプロたちのプレーを4日間観ることができて最高でした。
さて、日本ではスパイシーこと奥嶋プロがNobby Tech Golf StudioにてGearsシステムやSam PuttLab, Phantomカメラを使った雑誌の取材を受けまくっているようです。
例えばPhantomカメラを使った取材とか、普通のところではできないからね。
1台のカメラの値段、何百万とか何千万だってさ😅
机上で
「こうなってんじゃないの?」
と今まで想像しかできなかったことが計測のプロ集団である株式会社ノビテックのおかげで今までわからなかったことが色々とわかってきました。
Nobby Tech Golf Studioなら何かを計測し、どこかに媚を売るような偏った情報ではなく
ただただフラットな状態で測定結果を発信できる。
これは、ゴルフ事業に参入したばかりのノビテックがいなければできなかったことだと僕は思っています。
本当にありがたいです。
彼らはこれからゴルフ業界に多大な貢献をしてくれることと思うので、僕はこれからもノビテックを応援します。
なので皆さんもノビテックを応援してくださいね😉
さて、これから日本で思ったことに関することを書こうと思うのですが
今回はクラブの話をしようと思います。
このブログのいくつか前の投稿で僕とスパイシーの拠点となるNobby Tech Golf Studioのオープニングイベントの告知をしました。
そして2016年3月4・5日とスタジオのオープニングのイベントをやらせて頂いたわけです。
オープニングイベント中、
スタジオ内ではGearsシステムとFlightScopeの体験会、
そして
スタジオ外のヒルトップ横浜クラブ様(練習場)の2階ではSAM PuttLabを使ったパターの診断会をやらせて頂きました。
イベント中、たくさんのお客様が体験にいらしてくださり僕とスパイシーは朝から晩までずっと対応していました。
僕はスタジオ内でずっとお客様の対応をさせて頂いていたのですが、
その時あることに気がついたわけです。
それはスタジオでボールを打たれたほとんどの方々が
最初の2−3発のショットを左に飛ばしていたということでした。
お客さんが「あれ?おかしいな…」といって、しばらくするとボールは真っ直ぐ目に飛び始めたという感じです。
そしてギアーズのデータを見てみると、
最初の数発はほとんど左にボールが飛ぶような(フック)数値が並んでいたのです。
それをみて、あることを思いました。
何を思ったのかというと、
『今のゴルファーは、クラブによって上達が妨げられているんじゃないか?』
ということでした。
Gearsに触れ続け、ある時
『あれ??』
とあることに疑問がでてから
自分たちで色々試して、
少しずつクラブのことを勉強して、
フィッターの人たちの話も聞きに行って、
クラブの設計家の方の話も聞きに行ってだした結論です。
凄く簡単に書きますが、
今のクラブはいくつかの要素によってボールが左に飛ぶようになっている僕は思ってます。
それで、
今回あまりにも多くの方々がボールを左に飛ばしているのをみて、
『クラブの設計ってちょっと見直してもいいんじゃない?』と思ったわけです。
いやクラブの設計家の方たちにケチをつけようとしてるわけじゃないです。
クラブの設計家の方たちは僕とスパイシーが出した結論を考慮にいれてクラブを作ってるっていうのを僕らは知ってるし。
でも実際、
ミリ単位で計測値を出してくれるGearsに表示される数値をみたら
設計家の人たちがそれを考慮にいれて作っていても数値をみたらこれだとまだ左にいくんじゃなかろうかって結論になるんじゃないかと思います。
『いやいや、左にボールが飛ぶ?皆スライスに苦しんでるんじゃねーか!』
と思う人がいるかもしれませんが、
僕が言っているのは皆がスライスを打ち始める前の段階の話。
スライスが止まらない人たちに
「過去に左にボールが飛んで困った経験ない??」と聞くと
「えー…?あ、ある!」と答える人が多いです。
なので僕が立てた仮説は
まず皆、ゴルフを始めてどこかのタイミングで左にボールが飛ぶのを経験して、
そこからボールをまっすぐ飛ばすための方法をレッスン書を読むなりゴルフ番組を見るなり自分よりちょっと上手い人から学んで身につける。
でも、その方法がスライスするような身体の使い方って感じ。
は?
意味わかんねーよって思う人がいると思うのでちょっと整理しよう。
仮に今のクラブが本当に左にボールが飛ぶようにできていたとしよう。
そのクラブでまっすぐ飛ばすためにはどうするかっていったら
右に飛ばすような身体の使い方(腰を切りなさい、積極的に体重移動しなさいなど)を身につけることだと僕は思う。
左にボールが飛ぶクラブ
と
右にボールを飛ばす身体の使い方
で、プラスマイナスゼロで結果ボールは真っ直ぐ飛んでいくようになるって感じ。
しかし、問題なのは
その打ち方は練習場だったらボールが真っ直ぐいくだろうってこと。
コース(実践)で目標にボールを落とさないといけないというタスクを与えられたゴルファーは、練習場のようにノンプレッシャーでボールを打つことができない。
そうなると「イップスについて」で出てきたように身体は普段通り動かないから結果的に帳尻が合わなくてスライスがでちゃう。
まあスライスがでちゃうのが初心者から中級者としたら、
上級者やプロだったらフックやチーピンが出るようになるって感じ。
事実、日本にはフックやチーピンで苦しんでいる上級者やプロたちはたくさんいる。
今回の出張中、たくさんのプロたちがスタジオを訪ねて来てくれました。
何人ものプロやトップアマたちが(フェーダーを除く)
「ボールをコントロールできない。」
「突発的に致命的なミスをしてしまう。」
「気持ちよくスイングできたときにボールが左に飛んでしまう。」
と言っていた。
僕は当然だと思う。
だってクラブ自体が左にボールが飛ぶようにできてるし。
そもそも左にボールが飛ぶクラブで目標方向にボールを飛ばそうっていうのが無理があるし、そんなクラブで上手くなれるかっていったら僕は限界があると思う。
左にいく、捕まりの良いクラブはゴルフの経験がほとんどない初心者が使えば良い。
そのような人たちはボールに当てるのが精一杯だから何を使っても一緒だから。
それでちょっとでもスイングが安定してボールが当たるようになったら
すぐにでも左にボールが飛ぶクラブでまっすぐ飛ばす練習をしないですぐにでもフィッティングを受けるべきだ。
https://youtu.be/vOFecLjwDi4
フィッティングで本当に適切なクラブを作ることができたら
それだけで変な構えとその構えから生まれる変なスイングは減ってくるんじゃないかな。
インストラクターももっと仕事しやすくなるんじゃないかと思う。
でも、フィッティングしてもヘッドとシャフトの設計上これ以上は調整できないという場面もあるだろう。
だからやっぱり、
『メーカーさん、新しいタイプのヘッドとシャフトを作ってください。』
ということになる。
アメリカのメーカーはどんどんGearsを導入して、僕が上述したクラブの問題点をちゃんと把握している。
僕の先生のマイケル・マナビアンはギアーズフィッティングで最先端をいっているが、ある企業は彼が集めたデータを元にテストクラブをもう作ってるそうだ。
そういうメーカーはこれからきっと
今までになかったデータに基づいて今までと違うコンセプトのクラブを発表してくるようになると思う。
もしアメリカのメディアやプロたちがそういうクラブに対して高い評価をしたら、ジュニアからトッププロまで皆使うようになるだろう。
そんな状況になってしまったら、日本のゴルフ市場がもっと元気がなくなってしまうかもしれない。
僕はそんなのイヤなんだ。
僕は日本メーカーに圧倒的なモノ作りでアメリカのゴルファーたちをビックリさせて欲しい。
そして何より、日本のあらゆるレベルのゴルファーに『やっぱり国産のクラブがいいな!』っていう評価が広まって日本のゴルフ業界が盛り上がって欲しい。
きっとできるはずなので
日本のメーカーさんたち、どうか新しいタイプのヘッドとシャフトを作ってください。
フックやチーピンで苦しんでるプロたちを減らしてください。
クラブを進化させて日本のゴルファーが本当の力を発揮できるようになったらゴルフはもっと簡単に上達できて皆もっと上手くなれるはずなんだ。
是非やってください。
お願いします。
今回は以上です。
お読み頂きどうもありがとうございました。
たいき
P.S.
本来左にいくはずのクラブで練習してボールが右に飛んで右に曲がるのが止まらないといってレッスンを受けに来てくださったこちらの男性。
https://youtu.be/7KRG3_eeUXs
適切な指導をしたら簡単に飛距離が伸びました。
· 使用アイアン8番
· 飛距離115〜120y ⇨125~140y
これを、日本のゴルファー皆に起こさせよう!!


