*この記事は2016年に書かれたものです*
こんにちは。
Beyond Pacificのたいきです。
少しずつですが、NYも桜が咲き始めたようです。
こっちの桜は東京の桜に比べたら結構色が強いんですよね。
日本の柔らかな桜の色が恋しく思います。
さて、それでは今日はPGAショー2016シリーズ最終回!
今回の旅の締めくくりは、日本であまり評判の良くない「スタックアンドティルト(以下S&T)」というゴルフスイングの流派のネットワークトレーニングに僕とツアープロコーチの青山充さん(以下みっちゃん)が参加した話になります。
まあしょっぱなからアレなんだけど、
朝起きてからの記憶がない笑
チョコがどうやって帰ったのか、マジで覚えてない。
覚えているのはりゅうすけさんはマイク・アダムズのバイオダイナミクススイングの講習に参加しにいったことと
みっちゃんから自分がホテルに着くまでに朝ごはんを済ませておいてという連絡があったくらいかな。
講習が朝9時からだったから、確かみっちゃんは8時くらいにホテルに来てくれたんだったと思います。
そうそう、このときようやく僕は泊まってたホテルのクソみたいな朝ごはんを食べれたんだよね。
ペスッペスなベーグルとドーナツとコーヒーね。
超絶貧乏学生だった僕がどこか遠くにいったときの定番の朝ごはんなのだ。
iHopは僕みたいな貧乏性のやつには高級すぎる。
僕にはこの程度で十分なのだ。。
みっちゃんの車をホテルの駐車場に置いとくためには面倒な手続きがいるためそのまま彼の車で講習が行われるゴルフ場にいくことに。
ホテルから20分くらい走ったところかな?
場所はCountry Club of Orlando。
おお!
なんか古そ〜な感じなコース!!
み『マジでこんなゴルフ場でセミナーやるの??』
た「なんで?」
み『レイクノナもメンバーしか入れないけど、比較的若いコースなんだ。普通だったらこんな歴史がありそうなコースって入れないものなんだよ?こんなところで講習するってS&Tってどんな団体なんだ。。』
た「へーそうなんだ(←よくわかってない)」
ちなみにCountry Club of Orlandoは1911年に作られたゴルフ場だそうです。
ここも凄く綺麗でした。
駐車場に車を止めて外にでたら若いにーちゃんが近づいてきて
に「今日のS&Tのセミナーにでるの?」
た「そうだよ。どこの部屋でやるか知ってる?」
に「よく来たね!セミナーをやる部屋はクラブハウスのプロショップに入った奥を左に行ってその先にあるロッカールームを右にいってそのあと左に曲がってまっすぐいって左手にレストランがでてくるんだけどそこの突き当たりを左の部屋でやるよ。あ、トイレはその部屋の正面をまっすぐいって左の突き当たりにあるからね!」
という説明をテンション高めのにーちゃんにものスゴイ早口で言われ、
た「ありがとう。よくわかったよ」
とクールに返してやりました。
途中から何言ってるかマジでわからなかったけどな!
ということでみっちゃんとセミナーをやる部屋を探しながらクラブハウスをウロウロしました。
そしたらこのクラブハウスの中がとても素敵だったのね。
歴史があるんだろうなっていう写真がいっぱいあって、一枚一枚みちゃったもん。
レストランもすごくクラシックで、いい雰囲気だったのだ。
そんなこんなでセミナーをやる部屋に到着。
中には創立者のアンディと僕の先生のマイケル、そしてS&Tの幹部の人たちがたくさんいました。
アンディにみっちゃんを紹介して、他の人たちにも挨拶。
皆とてもフレンドリーでした。
そもそもこの日、セミナーをやる予定なんかなかったんだ。
その日セミナーをやることになった経緯はまず、
去年の秋頃から仲良くなったみっちゃんが僕の話を聞いてS&Tに興味を持ってくれたことでした。
そしてGearsでレッスンしていく上でS&Tの資格を取っておいた方が良いということでスパイシーもS&Tの講習を受けておいた方が良いと思ったので
2015年の12月頃マイケルに「PGAショー中、日本から僕の仲間が来るんだけど彼らがS&Tの講習受けるチャンスを作れないかい?」と聞いてみました。
そしたらマイケルがS&T公認インストラクターのFacebookのページに「タイキがPGAショーの期間中にネットワークトレーニングやって欲しいってさ!ネットワークトレーニングやりたいヤツ挙手!」と書いてくれました。
そしたら多くのS&T公認インストラクターたちが「ウチでやれー!俺んところの素晴らしいコースを日本からのインストラクターに見せてやりたいぜ!!」
といって挙手してくれて、最終的にアンディが
「じゃあ1月30日にネットワークトレーニングをやろうか。」
といってくれたって感じ。
スパイシーもアンディが講習してくれるんだったら受けたい!って言ってたのですが、
残念ながら彼はスタジオがオープン間近だったので帰らなければならず、参加できませんでした。
それでも日本からみっちゃんというコーチがS&Tに興味を持って来てくれた!というのでその場にいた人たちは僕たちを受け入れてくれました。
講習に参加していたのは18人。
そのうちの半分の人たちはS&TやアメリカのGolfTecで有名なコーチたちでした。
名前を聞いてこいつ知ってる!!って人が多かったです。
講習の流れはアンディがS&Tを作るにあたった経緯から。
この話が凄く面白い。
まあ簡単にいうと、学生だったアンディも指導の仕方を知らない人から学んでゴルフがめちゃくちゃになってそこから一つ一つ問題を解決して這い上がってくるって感じの話。
ゴルフを学んで下手になるっていうのは何も日本だけじゃなくて、アメリカでもそういうのが起こり得るんだっていうのはきっと日本の人たちにとって新鮮だろうと思う。
いつか皆もアンディから直接聞いてみて欲しい。
まあアンディから許可をもらえたら僕がブログで書こうと思うけど。。
仮にS&Tの講習をやったとしてもアンディの話の通訳だけで1時間使っちゃうだろうからね😅
その次は
ゴルフを上手くなるためには何が必要か?という考え方について。
他のアカデミーではこういってるけど、学術的に考えたらそれって違くね?というところについて。
それからS&Tが批判を受けまくった「スタック(詰まって)」して「ティルト(傾く)」するという体の使い方について。(←*TPIゴルフトレーナーの高野くんにStuckじゃなくてStack(重なる・その場で留まる)でしょ!と指摘を頂きました!その通りなので高野くんありがとう! XD)
S&Tっていうのはその名前によるマイナスなイメージが強い。
それは「スタック(詰まって)」して「ティルト(傾く)」するっていう言葉自体がゴルフではタブーだったりミスを誘発するとされる動きを連想させてしまうから。
しかしアンディの話を聞くと、Stack(その場に留まる)するためにはTilt(傾く)しなければゴルフスイングが成立しないというのを理解させてくれて、
今までのゴルフ指導で常識とされてきた言葉の表現が学術的におかしいというのを明確に説明してくれました。
それから講習の内容はかなり突っ込んだものに。
今ゴルフトレーニングが流行ってるけど、
それに基づいてスイングを作ると怪我のリスクが高いという話だったり、
今の世界のトップインストラクターたちが提唱していることが間違ってるという指摘だったり、
聞いていてメチャクチャ面白い。
講習は朝9時から午後5時くらいまでだから講習の中頃でちょっと疲れてくるんだけど、この話が痛快でまた集中力が戻って来るって感じ。
その後、ボールの飛ぶ原理や飛ばすための原理もS&T的なスイングと関連付けて教えてくれて、
最後アンディが色々な大学や研究機関で行ってきたリサーチの紹介してくれました。
本当はそのリサーチの写真も撮ったんだけどね。載せられないのが残念だよ。
まあ直接この講習を受けてみないと絶対にわからないことなんだけど
アンディの勉強量と研究量は圧倒的なんだ。
あらゆる文献や機材を使って自分たちの主張の裏を取っていて、
わからない場合はその分野の権威の大学教授に会いに行って裏を取ったりと
S&Tが誕生する前から自分たちが集めてきたデータを色々と見せてくれる。
もうぐうの音もでないよ。
ゴルフ関連のあんな量のデータ、みたことないもん。
マイケルからもアンディからも以前ネットワークトレーニングを受けたことがあったけど、
前に見せてもらった資料とは違う新しいものがどんどん出てきてまたしても圧倒されました。
とまあ、
S&Tのネットワークトレーニングの流れはこんな感じだったわけです。
やっぱり今回も思ったのは、
参加者のレベルが異常に高いということでした。
講習中、アンディがその場にいるGolfTecの幹部クラスのインストラクターたちに突然
「このポジションのときの適切とされる体が回っている角度とか傾いてる角度とかってどうなってる?」と聞いて、彼らがスラスラ答えて
マイケルにも「じゃあGearsを使った場合はどう?」という質問をふってマイケルもスラスラ答えてそこからちょこって議論は始まったりしたこと。
よほどガチンコで勉強し続けてないと、あんなにスラスラ答えて議論なんかできないと思う。
参加してる人たちのレベルと議論の質の高さをみて、やっぱり日本は全てがなんとなくだから早く彼らに追いつけるようにならなきゃと思ってしまう。
そんなわけで講習が終わったら皆で写真を撮って、
最後S&Tの教材であるバインダーがみっちゃんの分が足りなかったからアンディの車に取りに行って3人でまた写真を撮らせて貰ってバイバイしました。
それで帰りの車の中、みっちゃんに今回のネットワークトレーニングの感想を聞いたら
本当に凄かった。S&Tに対する誤解も解けたし、日本中のゴルフインストラクターやトレーナーが勉強するべきものだと言ってくれました。
みっちゃんがそう言ってくれてとても嬉しかったです。
あんな長丁場の講習を受けさせといて「たいしたことなかったな」ってなるのだけはイヤだったから、なんだか安心もしました。
その後みっちゃんにホテルの近くの日本レストランへ連れて行ってもらって夕食を奢ってもらいました。
久しぶりに日本食を食べながらS&Tに関して色々と話をしてみっちゃんにホテルに送ってもらって日本でまた会おうといって解散。
僕は一人で部屋に戻りました。
部屋に戻るとりゅうすけさんはまだ帰っていなかったので外に出て散歩することにしました。
全てが終わったということで、安心したのかな。
ひどい疲れと頭痛がしたのを覚えてる。
ホテル周辺にあるお店を数件だけ回って、
あーーーーーやっぱ無理だこれは。
歩けない。。
となってしまったのでシブシブホテルに戻って薬を飲んでぶっ倒れた。
そして、りゅうすけさんが帰ってきたときに目が覚めた。
最後は二人で近場で飲みに行こう!といっていたんだけど僕の体力が限界だったんだね。
ホテルの横にあるドラッグストア的なお店でワインやらビールを買って部屋飲みしました。
僕はS&Tの話をして、
りゅうすけさんはバイオスイングメカニクスの話をして、
やっぱりより良い指導やサービスを目指していくためには学び続けないとダメだなという話をしながら結構飲みました。
うん。
結構飲んだ。
僕もりゅうすけくんもお酒が好きなのだよ。
つまみがあったら延々とお酒が飲めてしまうのだよ。
りゅうすけくんは大人しそうな顔をしてメチャクチャ熱い男だからね。
彼みたいな男と酒を飲みながらこういう話をできて最高だった。
その後、酔っ払いながらパッキングして就寝。
次の日は二人とも6時ごろのフライトだったから朝3時とか4時起きだったんだね。
寝てすぐ起きて別々に空港に向かい、解散。
僕はNYへ。
りゅうすけさんは日本へ戻りましたとさ。
というわけで、これが今回のPGAショーウィークでの出来事でした。
今まで参加したPGAショーの中で今年が一番大変だった。
でも良いことがたくさんあった。
それは今回初めて、PGAショーでアメリカと日本のキーパソン同士を繋げることができたことでした。
何年もどうすれば良いかと悩んでいたことだったが、今年は一気に前に進めました。
だから、良かったということにしておくのだ。
この後僕は日本に出張に行き、新しくオープンしたノビテックゴルフスタジオのオープニングをお手伝いすることになります。
まあ今回は日本出張で何をしたかというのを細かく書くのはやめようと思います。
今回の日本出張で思ったことを書ければ良いかなと思います。
そんなわけで、今回のシリーズは以上です。
長々とお読み頂きどうもありがとうございました。
たいき
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