『柔』と「剛」 中国拳法とゴルフ その3 | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

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NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)

こんにちは!

Torque Athletic Golf Instituteのたいきです!

今回でひとまず『柔』と「剛」シリーズは終わりかな?

それでは『柔』と「剛」、二つを兼ね備えた身体の動きのイメージを掴んで頂くためいくつか動画を集めてみたのでみてみましょうか。

まずは改めて柔の動きを見てみましょう。



次に剛の動きです。



2つの動きのタイプが正反対ということがわかりますね。

それでは、僕が考える柔と剛を合わせた動きを実践している人たちを見てみましょう。

陳式太極拳



八極拳

*7分くらいから

空手


野球


マキロイ


他にもテニスのサーブ、槍投げやら色々とあるのですが、

アスリートのレベルが高ければ高いほど

動きには滑らかさがあり、力の発揮のときの力強さは全て共通しています。

これら全ての爆発的な身体の使い方が、僕には全て似ているように見えます。

インパクトや投げるある一瞬だけ力が入り、その直後から力が抜けてるのではないでしょうか。

そうでなければ動きの流動性が低下し、身体や道具の動きが遅くなってしまうと考えられるからです。。

それでは、前回の記事で言及したバケモノをみてみましょう。

彼は僕の高校ゴルフ部の一つ上の先輩で、プロの方です。



最初は「剛」の要素しかないスイングでした。

ゆっくり振り上げ、

TOPで一瞬間をつくり、

急な切り返し。

うーん。なんで良いガタイしてるのにこんなのろのろした躍動感のないスイングしてるんだろうこの人は。。と思いました。

というか、声に出てたのでぶっ飛ばされそうになりました笑

そして、彼の悩みはアプローチで飛びすぎてしまうというのがあったようです。

そりゃそうです。

「剛」のスイングしか持ってなかったんですから。

アプローチでも飛ばしてしまう打ち方をしてしまっていたのです。

そこで一番最初のレッスンでアプローチショットを教え、アプローチに『柔』の要素を取り入れてもらいました。

そしたら自然とフルショットで『柔』の要素がスイングに取り込まれたんですね。

でも『柔』のスイングでは動きは滑らかになるけど飛ばなくなってしまいます。

そこで2回目のレッスンでTOPの間をなくし、筋肉の性能をちゃんと引き出し(飛ばしの要素X-factor strech参照)

かつ元々あった「剛」の要素をまたスイングに取り入れてもらいました。

そしたら今までと全く違う印象のスイングができたのです。

彼自身も凄く楽でタイミングが取りやすくなったといっていました。

いやー、僕好みのスイングに近づいてきたぞー!

と思って喜んでいたら、鈴木真一コーチがやってきて「ヘッドスピード計ってみようぜ!」といってきたので計ってみたら

ヘッドスピードが50.1m/s から53.6m/sまで上がっていました。

ちなみにマキロイは52m/sくらいだったと思います。

つまり彼は知らないうちにマキロイよりも早くスイングできるようになったのです。

しかも、まだ構えたときに脱力ができていないのでもっと飛ばすためのアプローチができます。

たぶんですがもっと飛ばせるようになります。

そして昨日の朝、3度目のレッスンをしました。

そこでまた色々と指導をし、最終的に彼が辿り着いたのは『無の境地』。

スイングがさらに進化し、何も考えずのメチャクチャ鋭いボールを打てるようになりました。

アプローチショットも柔らかさと重さが増し、距離感のコントロールが超簡単そうになりました。

本人もとても喜んでくれて、今までと全く球質のショットの感触を楽しんでいました。

ここまで僕の意図したことを自然と吸収して実践してくれる人は初めて。

この人ならやってくれる。と思わずにはいられません。



この人は、ゴルフに関しては超真面目で努力家。

だから彼は高校生のときの僕の憧れでした。

彼のゴルフに対する姿勢は高校生のときからずっと変わりません。

でも彼は学生のころから自分の納得いくコーチと出会うことができず、ずっと一人で戦ってきたそうです。

で、スランプに陥ったり故障をしたり、

それでもゴルフをやめなくて、

TGFでトレーナーの方達にサポートして頂いてまた競技に復帰することができて。。

普通の人だったらとっくに挫折しているところをずっと努力して克服してきた方です。

全然遊ばないでこんな努力をしている人の努力は報われるべきだと僕は思います。

だから僕は彼を全力でサポートします。

彼は今まで教えてきたアスリートの中で一番のポテンシャルを持っている。

スイングだったら後1-2回のレッスンで完璧に仕上げてやるし、試合でも結果を出させてやる。

アメリカでも日本でも、実力を出し切れず夢を諦めるアスリートをみるのはもうたくさんだ!!!

俺がなんとかしてやる。

でも、一人では`選手をサポートしきれないときもあると思います。

そのときは皆さんのサポートをお願いします。

石川遼くん、松山英樹くんに次ぐバケモノを育てましょう!!

今回は以上です。

P.S.
ゴルフで成功したいとしたいと努力している研修生や学生たちへ。

僕の幼馴染のお兄ちゃんがやっている野球ジムの様子です。
ここにいる人たちはメジャーリーグで活躍するために、毎日練習とトレーニングを欠かさない。
本気で勝ちたいなら、これぐらいの努力は当然だと僕は思う。
もしこれをみて自分がやっていることが足りないと思ったなら、
成功するための取り組みを考え直した方が良い。
わからなかったら聞いてきな。
頑張ろう。

たいき