映画「永遠の0」 | ひまわりのささやき

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キママなキマグレ日記

原作読了後の映画。
分厚い読み応えのある原作なので、2時間ちょいにするには
やはり限界があるよねあせる

戦争の悲惨さや、上層部参謀達の無能さは描かれていなかったけど、
宮部久蔵というひとりの男の物語としては十分見応えがあります。

とは言えど、個人的には・・・
【戦争の壮絶な悲惨さ】
【特攻を実際に志願したものはいなかった、いたとしても生きる事への葛藤】
【全体の戦争の悲惨さ】
が、描き切れていなかったのが至極残念ではあります。

原作と設定が違ったのは1ヶ所だけ。
それも違和感無く盛り込まれていました。

宮部の記憶を辿り孫に伝えるシーンの役者陣の豪華なこと。
すんごい重厚感。 ←これだけでも圧巻です

観に行ったのは公開1週間後のレイトショーだったけど、結構人が入っていました。
それもそのはず。
先日発表した興業ランキングで、岡田氏公言どおりV6達成だとか。
公開は2013年だけど、この作品は業界の慣例で2014年扱いになるんだよね。
謎飯とかプラデとかとは被らないようになっているのねぇー。
へぇー、ほぉー。
業界ってスゴイね。変なところで感心あはv

とりあえず、原作未読の方も是非ご覧になって欲しい作品です。
大人が観るべき映画であり、原作は大人の課題図書だと私は思っています。

個人的には映画よりやはり原作。
ちょっとショックを受けるほどの悲惨さが描かれています。


友達は旦那さんと一緒に観に行き、彼女は号泣(原作読了時にも号泣)したにも関らず、
旦那さんは「うーん、、、それほどでも」という感想だったとか叫び
彼女は非常にガッカリし、“うちの旦那はこんなにも無情な人だったのか・・”と愚痴っていました。

旦那さん曰く、
「24時間テレビの大野ドラマではウルッっときたけど、永遠の0はあまり感情の起伏はなかった」と。


恐らく、旦那さんは・・・大野君ドラマは自分もいつか病気になる可能性があるという身近な現実であるけど、戦争は身近ではない結果の感情なのではないか?と
友達に言いました。

言っている私でも、それはそれは残念。
そう遠くない過去に戦争が行われ、むごたらしい犠牲の元に今の平和がある。
そういうことを感じ取れない人はやっぱり嫌だな。

幸いうちの人は大丈夫でした。
今原作読んでいるみたい。


そそ、思ったより春馬が出てたよ。

映画観てから原作でもよし。
原作読んでから映画でもよし。

是非多くの人に何かを感じ取ってもらいたい作品です。

あ、百田ファンではありますが回し者ではないっす。
出来ればご本人の露出は控えていただきたいな・・・と思う、上から目線の読者ですあはv