4・29~4・30の1泊で福島の会津若松に行ってきました。
目的は大叔母のお見舞い。
通常だと4時間ちょいあれば到着する場所。
どんなに混んでいても、6時間あれば着くだろうと考えていたのですが、その考えは甘く、、、
結局9時間かけて到着。
高速には、鳥取ナンバーの赤十字車両、広島ナンバーの救急車、、、「災害支援」とプレートを
掲げた自衛隊のジープの数々。
仕事とは言え、本当に頭の下がる思い。
彼らの車両を抜かすとき、私は敬礼をしていました
宿泊先は、東山温泉。
予約当時は悲鳴を上げていた感じでしたが、仲居さんに行くと「満室との事」。
あー良かったねと話していたのですが、さっきTVを見ていたら、東山温泉が閑散としている・・・と
報道されていました
今までのような活気が戻るのは、ずいぶん先でしょうね
大叔母の具合は、うーん、、、精神的に病んでいるようで、食事もろくに摂らない。
心臓の大手術をしたのですが、先生曰く「もう大丈夫。あとは本人のキモチ次第。
これ以上キモチが沈むのであれば、精神科受診も考えましょう」とのことでした
大叔母の隣のおばあちゃんは、南相馬郡からの被災者。
かわいいおばあちゃんで、家族の面会も間々ならないのに気丈にしていました。
大叔母も高齢で、気が弱っているのは分かりますが、隣のおばあちゃんを見習って
もらいたいですねぇー。
旅行ではないので、観光予定はなかったんだけど、せっかくだからということで
鶴ヶ城の桜(1000本)と、三春の滝桜を見に行こうということになりました。
んが・・・生憎の雨
お城の周りの桜は車の中から眺めました。
ちょうど見ごろの桜で、本当に綺麗でした。
その後、磐越道に乗って三春まで。
到着時間も遅かったんだけど、見頃を過ぎているせいか閑散としていました。
葉桜となってしまっていたけど、樹齢1300年以上とも言われている滝桜は圧巻でした
神々しく眩いばかり。
オンシーズンにいつか訪れたいです
滝桜正面の上にはまだ桜が咲いていたので、そっちに行くと・・・
まだこんな感じで咲いていました。
ソメイヨシノとは違うような種類で、小さな桜の花々が本当に綺麗でした。
この三春町でもかなりの震度だったようで、裏道に入っていた道路の亀裂は本当に生々しかったです。
家の瓦も剥がれ落ちたところがかなりあり、みなさんブルーシートと土嚢で応急処置。
高速道路からもそれらの光景が見えました。
東北道は白河を過ぎた辺りから、震災の補修工事をした箇所がかなりあり、
真新しいコールタールの色。。。
高速道路ではない段差が生まれていたりしました。
福島で感じたのは、まだまだ震災真っ最中だということ。
なうでもつぶやきましたが、TVではまだまだACのCMが多く、関東ではもう無くなった
TV画面の左と下に流れる震災情報・・・。
でも、震災情報を見ていると・・・
○○進学塾では被災民の子の無償受け入れをしています。
××美容院ではカットとシャンプーの無料サービスを実施中。
などと、暖かい情報も沢山ありました。
まだまだ風評被害に悩む福島。
原発から遠い会津若松には、沢山の名所もあります。
他の地域にも沢山素敵な場所があることでしょう。
覚えておいてもらえたら嬉しいな
そそ、最後の一枚。。。スズランのようなお花