その地に立ち━━━
私、驚きました。
先日の現場。
亡くなった私の師匠の家のすぐそばだったんですよ。
目の前の通りを3分も歩けば師匠の家。
私が出会ってから
師匠が亡くなるまでの20年近くの間
幾度となく通った見慣れた道でした。
となると。
イヤでも?師匠のことを思い出すわけで
いただいた長い長い台詞と格闘しながら
私の結婚式のスピーチで
師匠が私の“しゃべり”を“台詞術”を
褒めてくれたことを思い出し
そして。
さまざまことが走馬灯のように駆けめぐり
涙ウルウルしたかは……
謎として。
今こうやって
役者をつづけられていることを
少しずつだけど
活動の場が広がっていることを
師匠のおかげだと感謝したのは
本当です。
その日は。
「まだまだだなぁ。一皮剥けなきゃなぁ」
当然、反省の雨あられだったわけですが
「私、やっぱりイケる。迷うべからず」
そう自信をもったのも事実です。
なぜなら━━━
芝居をしながら
「私かなり成長してる。
私に足りなかったのは、この部分」
そう感じ
少しずつですが修正することができた
そんな貴重な現場だったからです。
チャンスをくれた皆さん……特に監督。
本当にありがとうございました。
次回は絶対もっと良い芝居しますよ
本当に。
今日はこれから衣装合わせです。
どんな衣装になるのやら、楽しみ。
気持ち新たに行ってきます。
では。