※流産手術のときの話
1ヶ月以上が経っても、ふとした瞬間に手術のときの事を思い出してしまいます
全身麻酔だったのに、途中で目が覚めてしまった。それも我が子が出てくる直前に。医者の「出てきた」って一言は今でも覚えてる。一つ目の悲しい記憶。
二つ目の悲しい記憶は、手術が終わって手術台で安静にしてるとき。近くの診察室から「6週に入ったところです、順調ですよ」と話してる先生と他の患者さんの声。順調って言葉は、今回の妊娠で一度も聞くことがなかった言葉。こんなタイミングで聞くことになるなんて。
悲しくて悲しくて、麻酔覚めてなくてふらふらして看護師さんに止められたけど「お願いします、違う部屋に行かせてください」って頼んで支えてもらって個室に逃げた。個人的に手術よりもこの話が聞こえてきたときが一番つらかったし、今でも思い出すと苦しくなる。
順調な人もいれば。そうでない人もいる。15%の確率でだめになる。今回はその15%に入ってしまっただけ。わかってはいるけどつらい。
私は聖母のような心の広さはないし、自分はだめだったけど他の人は順調にいきますように、なんて綺麗事言えるような人間でもない。ただただ、どうして私が、という気持ち。悲劇のヒロイン気取りです。
早く前向きになりたいものです。
前向きになるには、次こそ妊娠出産するしか方法がないんですけどね