私の乳がん | みそのブログ

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私の乳癌について。
私、昭和53年産まれ、33歳。
長男7歳、長女4歳。
2011年11月14日 乳癌宣告。
細胞診検査結果。
右乳房 湿潤性乳管癌 クラスV 陽性
HER2 1+ 過剰発現なし
PR(プロゲステロン受容体)、ER(エストロゲン受容体) 、共に陽性 80%~90%
悪性度 グレード1
Ki-67陽性細胞率 9%
核分裂像スコア1、核異型スコア2、核グレード1
脇のしたのリンパ節転移あり。
しこりの大きさ長径 約4センチ(縦長にふたつ、くっついたような形)、遠隔転移なし。
結果、ステージ2、3かも、との所見。

上記タイプの乳がんはルミナールAといわれるタイプで、日本人には一番多いらしい。他に、Her2、ホルモン受容体全部陽性のトリプルポジティブ、全部陰性のトリプルネガティブがある。
それぞれ一番効く療法が異なり、ルミナールAはホルモン療法が、トリネガは分子標的治療が、トリプルポジティブは全ての療法が適用になる。

そして、宣告から約二週間後。術前化学治療(NAC)開始。
ドセタキセル 3週ごとに四回。
FEC(エピルビシン、シクロホスファミド、5-FU)を3週ごとに四回。
その後、腫瘍摘出手術を予定。

【おまけ説明】
※核異型度⇒不均一な場合は、異型度が高い癌要素が、10%以上なら高い方を、10%未満なら低い方を取る。
Score 1 核の大きさと形が均一で、クロマチン増量はない。
Score 2 Score 1とScore 3の間
Score 3 核の大小不同。形態不整が目立ち、クロマチンが増量し、粗で不均一な分布を示し、しばしば肥大した核小体を有する。

※核分裂の数⇒核分裂像を多く含む部位を選んで、400倍(High Power Field:HPF)で10度視野観察する。
Score 1 5個未満/HPF
Score 2 5-10個/HPF
Score 3 11個以上/HPF

※Ki-67⇒腫瘍増殖マーカー。細胞核で発現しているたんぱく質で、細胞分裂時のG1期~M期において其々特異な局所に発現する。つまりその時期によって特有な場所に発現する。細胞分裂休眠期には発現しない事から、細胞増殖と細胞周期のマーカーとしても用いられる。Ki-67と腫瘍の悪性度には正の相関関係が見られるため、腫瘍組織における増殖細胞を検出するマーカーとしても有用である。20%と40%以上がカットオフ値。10%以上が高発現。



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