サン・シュルピス教会を見学した後は、「奇跡のメダイユ教会」へ。
奇跡のメダイユ教会（Chapelle Notre-Dame de la Medaille Miraculeuse）は、パリ7区にある老舗デパートのボン・マルシェの隣にある、1815年から1930年にかけて建設された「愛徳姉妹会」の総本部にあたる教会です。メダイユとは、フランス語で「メダル」のことで、この教会で販売されている「奇跡のメダイユ」を求めて、世界中から観光客がやってきます。
1830年、修道女カタリナ・ラブレがマリア様から「人々のために心を込めてメダルを作りなさい」というお告げを受け、作ったメダルをパリでコレラが流行した際に人々に配ったところ、コレラが収束したという言い伝えがあります。その後、メダルを手にした人に奇跡が起こる、幸福が訪れると広まって「奇跡のメダイユ」が世界中で有名になったそうです。
教会内部は白が貴重でブルーの壁画が涼しげに美しく、なんとも穏やかで優しい空気に包まれています。
祭壇の金の地球を持ったマリア様の彫刻の下あたりには、聖カタリナ・ラブレの遺体があります。彼女の遺体は年数がたっても全くその形を変えない不思議な力があるとのことです。
「奇跡のメダル」は教会内にあるショップで買えます。
値段は1～3ユーロ前後でいろいろな種類のものが売られていました。ちなみにこの「奇跡のメダイユ」は、カトリック法において転売してはいけないことになっています。ただし人にあげるのは良く、手紙の中にこのメダルを入れて大切な人へ送る人もいるそうです。
奇跡のメダイユ教会を見学した後は、1日歩きっぱなしかなりで疲れたのでホテルへ戻りパリ観光終了です。
旅行6日目終了