イジドール・ピウスによって描かれた天井画
フロントロビ―である「アヴァン・ホワイエ(AVANT FOYER)」の天井には、金地に色彩豊かなモザイクが施されています。
「グラン・フォワイエ(GRAND FOYER)」呼ばれる大広間
グラン・フォワイエは高さが18m、長さが154m、幅が13mで、 開演前や幕間の大休憩室となっています。ベルサイユ宮殿の「鏡の間」と比べられるほど豪華絢爛でキラキラと輝いています。鏡と窓でで空間に広がりを見せるように工夫されています。フォワイエとは劇場のロビーのことで、バレエやオペラの上演の間に、観客が過ごす社交の場のことです。
ギリシア神話における芸術の神、アポロンが奏でる竪琴のモチーフが音楽のシンボルとして随所に用いられ、天井画の題材には音楽の歴史の様々な場面が取り上げられています。