見学者用のチケット売り場及び入口は、建物の正面ではなく、向かって左側のスクリーブ通りとオベール通りの交差するあたりになります。入口にはこのオペラ座を設計したシャルル・ガルニエの像、金色に輝く「パリ市」の紋章、その下にはオペラ座の図面があります。
オペラ座は、自由見学(SELF-GUIDED TOUR)とガイド付きツアー(GUIDED TOURS)のいずれかで見学できます。
チケットは自動販売機で購入でき、入場料は
- 自由見学(SELF-GUIDED TOUR) : 10ユーロ(約1,200円)
- ガイド付きツアー(GUIDED TOURS) : 14.5ユーロ(約1,740円)
となっており、自分は自由見学を選びました。
円形ロビー「ロドン・デ・サボネ」
チケットを提示し中に入ります。
ピュティアの泉
泉の脇の階段を上がると、オペラ座のハイライトの1つ大階段に出ます。
階段の上の天井はイジドール・ピウスによって「アポロの勝利」などが描かれています。
大理石で作られた大階段は30mもの高さがある吹き抜けになっています。階段には踊り場があり、そこから左右に階段が続いています。
階段の一番下には、カリエ・ベルーズが手掛けたブロンズ製の飾り大燭台があります。光のブーケを手にした2体の厳かな女性像が、大ホールへと続く階段を照らしだしています。