途中、「イフレン(Ifrane)」という街でトイレ休憩を兼ねてバスストップです。イフレンは、モロッコ北部、モワイヤン・アトラス山脈の中腹、標高1,650メートルに位置する街です。モロッコがまだフランスの植民地だった1929年、保養地として建設され、独立後は国王をはじめ政府要人や富豪たちの別荘地となりました。冬場は雪に覆われるほどの高地のため、真夏でもひんやりと涼しく、町の中心から20kmほど南にはスキー場もあります。
昔この地方に生息していた「アトラス・ライオン」の像。
アトラス・ライオンは別名「バーバリ・ライオン」とも呼ばれ、全長は4m以上で胸板が厚く、たてがみは長く伸びて胴にまで達していたといわれる地球上最大のライオンです。山林を好んで生息していたが19~20世紀初頭に狩猟などにより絶滅したとされています。
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街並みは綺麗で緑も生い茂り、「ここはモロッコ!?」といった感じです。
切り妻屋根の建物が立ち並び、ヨーロッパ風の街並みになっています。
変わった植物を見かけ何かわからず、聞いて見たら「プラタナス」の実でした。
公園ではアクセサリーや化石が売られていました。