カラウィン・モスク(Mosquée Karaouiyine)
カラウィン・モスクは、859年にチュニジアから移住した裕福な商人の娘「ファーティマ・フェヘリーヤ」によって建てられたフェズ最大、北アフリカ最大のモスクです。祈りの場所から学問の場所マドラサ(神学校)になり、イスラム神学だけでなく自然科学、医学、化学、天文学、歴史、地理、言語なども学ぶ大学として発展し、 世界最古の大学ともいわれています。アラビア数字はここからヨーロッパに伝えられたといわれています。
特別に門を開けてもらえました。
入場できるのは、イスラム教徒のみとなっています。
建物は1000年の年月の間、改装と拡大を重ね、現在収容可能人数は2000人となっています。全体的にはスペインのコルドバ風、アンダルシア様式の装飾が施されています。956年の改装時に四角型のミナレットが付けられたが、それが北アフリカ諸国のモスクのミナレットのお手本となっているといわれています。
カラウィン・モスク見学後は、再び散策へ。
サボテンの実の屋台