この日(1月21日)はタイプーサムの当日だったので、すごい人、人、人。歩くのも大変です。
洞窟の入り口には、高さ43mの黄金のムルガン像が立っています。ムルガンは最高神シヴァの息子にしてヒンドゥー教の軍神です。
タイプーサムはこのムルガン神に捧げるお祭りで、タミル暦のタイ(Thai)の月の満月の日に行われます。たまたま行った日が2019年のタイプーサムの日でした。
早朝、クアラルンプール市内にあるヒンズー教の寺院「スリ・マハ・マリアマン寺院」を出発した苦行を行う信者たちは、約20km離れたヒンズー教の聖地「バトゥ洞窟」へ徒歩で向かいます。
カバディと呼ばれる孔雀の羽根で飾られた神輿を担いで参列する信者。
儀式の参加者はイエローやオレンジの色を着用し、詠唱とドラムなどで盛大に賑やかしく盛り上げます。
フックに果物をぶら下げて捧げ物を運ぶ苦行者。