ベトナム中部に位置するミーソン遺跡は、チャンパ王国の聖地だった場所で、世界遺産にもなっています。
チャンパ王国とは2世紀末から17世紀まで栄えた王国で、現在では少数民族lとなっているチャム族が築いた王朝といわれています。
現在は8世紀から13世紀末までに建てられた、70棟を超える遺構が草木に埋もれて残っています。
ミーソン遺跡入口
遺跡群は四方を山に囲まれた所にあるため、カートで移動します。
遺跡はAからHまでのグループで分けられ、グループB・C・Dは保存状態がよく、それ以外は大部分が破壊されています。
グループB・C・D
建物はすべてれんがで、セメントなどの接着剤を一切使わず造られています。
遺跡の南には、聖山マハーパルヴァタがそびえ立っています。