ファルスタッフ覚書
新国立劇場
指揮 カルロ リッツィ
管弦楽 東京フィルハーモニー
ファルスタッフ ロベルト カンディア
フォード マッティア オリヴィエーリ
フォード夫人 エヴァ メイ
パルドルフォ 糸賀修平
ピストーラ 妻屋秀和
ナンネッタ 幸田浩子
ヴェルディ 最後のオペラ作品
喜劇作品
面白かった!
私たちは字幕訳でしか物語の内容を理解できないわけですが、実にわかりやすく訳していました。誰が字幕?と思ったら増田恵子さんというオペラ翻訳の方でした。
こういう喜劇作品は適度に俗語も入れていかないと面白くなりません。
デブでカッコ悪いファルスタッフが、フォード夫人を口説くシーン、流石愛の歌なのだからデブでもうっとりする唄。前後の内容が分からず音源だけ聴いていたら、ロマンチックなシーン。
女達が男たちの横暴を懲らしめて行く団結力。ドタバタ劇は思わず笑ってしまう。パルドルフォをナンネッタに変装させるのも、歌舞伎で言ったらお嬢吉三みたい。ドレスを着た糸賀修平さん!こんななげーもんデロデロ着てらんねー みたいな演出 なかなか演技派でした。
誰も死なないオペラ、憎悪の渦もない。ファルスタッフは思うようにならず嘆くけれど、みんながハッピーエンド。
年末に楽しいオペラでした。
音楽が良い事作品が良い事
舞台演出が良い事
キャストが良い事はもちろん
オペラ作品は字幕翻訳が大事な事を改めて認識しました。
