開院時に導入した超音波検査装置ですが、今回新しい装置に入れ替えました。導入したのは富士フイルムヘルスケア社製「ARIETTA 850 SE」という機種です。

 

 

 同社製品では上位機種であり、画質も良好です。

 

 開院後にしばらくしてから新規導入したキヤノンメディカルシステムズ社製「Aplio i800」は現在も使用中ですので、これら2台で診療を行っています。今までキヤノンの製品に慣れていたので、操作に迷うことがありますが、すぐに慣れると思います。

 

 以前「Aplio i800」を導入するときに、実は「ARIETTA 850 SE」も候補に挙がっていました。その時は諸事情により「Aplio i800」を選んだのですが、今回の更新ではぜひARIETTAシリーズを導入しようと思い、メーカーと交渉していました。また、ときどき患者さんを紹介してくださる某総合病院にもARIETTAが導入されており、紹介患者さんが持参する超音波画像がきれいだったというのも選んだきっかけの一つです。

 

 超音波検査は奥が深く、診断に迷うことがいまだに頻繁にあります。超音波検査の従事者がたくさんいれば相談できるのですが、小さなクリニックですからそうはいきません。大規模な専門施設と比べても限界がありますが、これからもできるだけ正確に診断できるように努力したいと思います。